GW開けましたが自粛は開けずですね…。
もう少し辛抱して沈静化を待ちましょう。
と言いつつ仕事しているパワステですが\(^o^)/
今日もドアノブ・テーブル・レジ・デスク・キーボードなどなど消毒ばっちりOKですよハイ!
と、あれこれしているとあるお客様から電話が。
原付のエンジンがかからなくなった。
一年近く乗ってないのでガソリンを新しいのに入れ替えて、オイルも抜き替えし始動を試みたのだがダメ。
バッテリーは上がってないみたいでセル音はする。
…修理代いくらくらいかかりますか?
なるほど。ではお答えしましょう!
答え:わかりません!
…実際はもう少しきちんと細やかにお伝えしましたが汗
お客様としてはご自身であれこれ手を尽くしてもエンジンがかからないんですからどうしようもない事態でしょう。
しかし、この仕事を専門にしている私たちでもお客様から口頭で頂く情報だけでは把握できないのです。
プロなのにわかんないのかよしっかりしろよと思われるかもですが、これが例えばお医者さんだとしたらどうでしょう。
突然患者さんが電話で 頭痛いです 熱39℃あります 3日前から微熱が出ておなか壊してます …などと言われた上で、これ何の病気でしょうかね?治療いくらかかりますか?って伝えても きちんと診察しないとわかりません って言われるんではないでしょうか^^;
機械のことを人間の病気で例えるのはおかしいのかもですが、プロではない方の情報を貰っただけで実際見てないものについての答えを出すというのは難しいという点は同じかなと思います。
お客様からすると何かアクションをするための参考として情報が欲しいと思われるのでしょうね。その気持ちはすごく分かるんです。
しかしここで安易に返事して誤診だった場合、誰得?双方損です。
間違った診断だったのにお客様がそれを信じて対処をし、結局直らなかったら対処が無駄になったことでがっかりしますよね。
そしてバイク屋に嘘教えられたわあの店ダメだねって思うでしょう。そして店側の評判が下がります。
まあ何が言いたいのかというと、わかりませんって答えるのは対応がめんどくさいわけでも理解するつもりがないわけでも他の何か意図があるわけでもなく、本当にわからないし答えられないのです!
だからって問い合わせをしてきてくれるなと言うわけではなく…なんといえばいいのか。
あえて言うならこんな↓気持ちカナ。
わからないとお伝えしてもがっかりしないで~説明だけじゃ本当にわからないんですよ~^^;
もし問い合わせ頂いて答えが出せない場合は、持って来て下さったら点検見積させて頂きますよー♪
ところで、先のお問い合わせいただいた原付の件に話を戻します。
見ないと分らないのでよければ持って来て下さいませんか?と説明したところちゃんとご納得頂き車両と共にご来店下さいました。
そして車体を点検した結果、エンジン不動の原因はリコールでした。
これはお持ち込み頂いたことで初めてポンプの動作音がしないとわかりフレーム番号で照会したところリコール対象と判明したのです。
百聞は一見に如かず と昔から言いますねー今回はまさしくそれです!
電話で聞いただけでは分からなかった、ポンプの動作音がしないという事が実際見ることで判明したのですから。
リコールについては今も有効でメーカーが無償修理してくれます、それをお伝えしたところオーナー様もお喜びでした。
…という感じで、ひつこいかもですが来てほしいというのは調査に必要なことなのです。
点検したうえで適正な修理を適正な価格で提供をしております。
お問い合わせ段階で分からない場合はどうぞ車両をお持ち込みの上ご相談ください。よろしくお願いいたします^v^