先日から取り組んでいますSRX-6クラッチ修理、表題の通り終決!の巻☆
昨日届いた追加部品たちを使い再び交換作業します。
新しいクラッチ板たちを見て、前回開けた時この枚数だけエッジ取るヤスリがけ作業したのにナァ…とたそがれたりしない店長は偉いと思う。私ならたそがれるどころか悪態ついてやさぐれるなあ。
もしかして心の中でやさぐれてるのかも知らんけど!\(^o^)/
今回板だけでなくスプリングとプッシュロッドも交換します。
傷みがみられたボスを換えてもクラッチの切れがこんなに悪いのはどこかウイークポイントがあるのでは?と色々調べたところ、どうやらプッシュロッドに問題があるらしいとの事。
そしてメーカーでもこの件は把握していたらしく途中で部品が対策品に替わっていたそうな。
しかし残念ながら現在SRX-6の純正プッシュロッド自体が絶版!
旧車あるあるがここにも…ぐうorz
何か別の方法は無いかとさらに調べていくと流用できる部品があるとわかり、今回そちらを使うことにします。
それがこれ↓
左がSRXに元々入っていたプッシュロッドで、右が今回流用するドラッグスター400用のプッシュロッド。
元々のものだと支持してる部分が華奢すぎて摺動しているうちにガタが出、結果クラッチの切れが悪くなるみたい。
ということで対策品と形状が近いドラッグスター用のを使って組んでいくのですが、実はこれ若干径がデカいのでこのままでは入らないのです。
なので、研磨して収まるサイズに修正します。
削りすぎてがばがばになってもうたらアカンので、少しずつ慎重に手で研磨してはフィッティングし、丁度いいサイズに修正できたところで他の部品もあわせて組み直しました。
実は昨日時点でケースを閉めオイルを入れ直し、動かせる状態になっていたのですが、昼過ぎから雨だったので試乗ができていませんでした。
そして雨が上がった今日…任せて下さったオーナー様の為にもこの修理をバッチリ終決させてくれ~と祈るような気持ちで試乗です。
クラッチ切れない症状はエンジンが温まってから出てくるとのことなので、そこそこ長めの試乗…。
それを終えて帰って来た店長は・・・笑顔でした♪
嘘みたいにさっくりクラッチ切れる!と^^
オーナー様の期待に応えられてよかった。
加工作業結構したし二回もカバー開けてあれこれしたので予定していたよりだいぶ時間かかってしまいましたが、これにてSRX-6クラッチ修理完了で~す!