以前当店で中古車のビーノを購入下さった方がオイル交換で来店されました。
その際に、キーをONにするとメーター上のランプが点灯するんですがこれなんでしょうか?とご相談されました。
始めは水温ランプが点いたのかと思ったのですがよくよく聞くと水温計マークの下にもう一個ある方が点灯したらしい。
ちなみに水温系のマークの方が点灯した場合は冷却不足なのでそのままにしておくとエンジン焼ける可能性が高いため超ヤバい状態です。
しかしもう一つのランプは色んな原因が考えられます、というかよく見ると分かるのですが異常があった場合その内容に応じて点滅する回数が変わるのです。
なのでこちらのランプが点滅した場合、その回数を数えてエラーコードを読み取り何が起きているのかを判別するのです。
今回はエラーコード21(冷却水温センサー断線またはショート検出)と読み取れました。
では外装を外して実際に水温センサー周辺の配線にテスター当てたり目視で異常が無いか調べていきます。
そして断線個所を発見!
切れてしまっている配線を引き直します。
繋ぎ直したらエンジンをかけてメーターをチェック→警告灯が消えたまま。直ったようです♪
めでたしめでたし^^
このように今(フューエルインジェクション)の原付は不具合があった場合メーターにある警告灯がいつも点灯してないのにつきっぱなしになります。
点灯間なしの場合は簡単な処置で直ることもありますし、大きな故障の前触れという事もあります。
もし謎のランプ点灯/点滅に気づかれた場合は早々にバイクショップにご相談されることをお勧めします!