タイヤ交換ご依頼のお客様が来店されました。
交換せな~せな~思いながらずるずる引き延ばしてたらバーストしたそうです。
どれどれ。バーストしたタイヤを拝見。
んー確かにずるずる~\(^o^)/
とまあ初めバーストしたフロントタイヤに見入ってたんですけど…リア見たらリアもずるするだったー/(^o^)\
前後ともこないスリック状態ってなかなか珍しいですわ^^;
スリックやバーストはちょくちょく見かけますけど、前後ともというのはあまりないかな?
なんぞ(ってすでにバーストしてしまってはいるが転倒とかそういうの)起きる前にお越し頂けて良かったです。
ところでこのJOGさん、スタンダードラインではなくデラックスっていうちょっと上級モデルなんで、バーストベコベコ走行はより危険ですね…あとビーノも。
何故危険なのかっていうと、JOGデラックスとビーノはアルミのキャストホイールだからです。
(JOGでもスタンダードモデルだと鉄ホイールです)
キャストホイールだとなんで危険なの?どう違うの?って方が万が一いらしたらアレなので説明しますね!
こちら↓鉄ホイール
若干重いです。形のかっこよさはキャストに劣ります。経年劣化で錆びてきます。でも強度があるので曲がったりしてもしばいて修正ができます。
そして↓アルミキャストホイール
アルミは鉄より軽いです。鋳造ホイールって溶接部分とか無くて形がかっこいいですね。コストは鉄ホイールよりかかってます。空気ベコベコタイヤで走ったら削れっちゃいます。曲がったりしばいたりしたら割れると思います。
空気圧低い状態もしくはパンク(バースト)状態で走ってホイールにダメージ受けた場合、鉄ホイールだと曲がったところをしばいて修正という荒療治ができます。
まああまりに激しく捲れたりしたら交換せにゃーてなりますが。
しかしキャストの場合打撃を受けてもしばいて修正はできません。ダメージデカい場合ホイール丸ごと換えないといけない事態になります。
そしてアルミホイールは鉄ホイールより単価が高いです…。
までもどっちにしても出先でトラブルを避けるために適正なエアチェックをして下さいネ。
ちなみにスーパーカブなどが装着しているスポークホイールは鉄(メッキ)ですが、タイヤの空気圧が下がりすぎると中に入っているチューブがずたずたになるのでこちらもきちんとエアチェックしてあげてください。
チューブレスタイヤはガソスタでも最悪補修して貰えるけど、チューブ入りのスポークホイールはガソスタで修理してもらえないのでね…。
まあどんなホイール履いているにせよエア圧管理きっちりしてあげればいいってことですです。2~3か月に一度でいいのでエアチェック、してあげてくださいネ!
今日はわりと誰でも知ってそうなようなことをドヤ顔で書いてみた。
ドヤ!…おしまいw