POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

3年でチェンジとか無理ですが、しかし

 どうも!普通免許持ってるけどAT限定だから店の軽トラ乗れないじゃん~って言うてるうちに四輪はがっつりペーパードライバーになっちゃったSTAFFです/(^o^)\
 そんなですので、夏でも冬でも移動はバイクがメイン!

 仕事中のお使いやプライベートのお買い物もほぼバイクを使用する為週に5日はバイク乗るかな?一回に乗る時間は短いですが。

 そうするとバイクと共に消耗するのがヘルメット。
 遠出用と普段使いとは分けているのですが、普段使いのヘルメットのがかなり使用頻度が高いので相応にヤレてきてます。

 ん。
 よう考えたらこれ、何年使ってるよ…^^;;;
 ここ数年でも私のお使いバイクは代替わりしてるのに、ヘルメットずっと一緒な気がする。

 ヘルメットって耐用年数があると言いますね。
 メーカーさんは3年でお買い換え下さい、と謳っておられますが、ぶっちゃけ私ぁ3年ごとにNewヘルに買い替えるのは無理です。

 ことツーリング用のヘルメットとか、そこそこの値段なのに年に数回しか使わないのに。
 なのに3年経ったら買い替えろとか…自分の使用頻度からしたら恐らく30回くらいしか使ってないタイミングですが。

 コスパの悪さえげつないって思うの私だけ?そんなものなの?
 バイク乗りってみんなそんなセレブ?
 なら私はバイク乗りじゃないかも(TT)

 正直普段使いの週5使うヘルメットでさえ、3年で買い換えは無理だーーー!
 先に載せた普段用ヘルメット、考えたら5年どころか10年くらい使ってますからね。
 その代わりいうたらアレですが、シールドやヒンジ部分交換したりグリスアップしたりとメンテして、お掃除もちょいちょいしてますけど。


 ただ…使い続けていくうちに、最近私的にどうしても許せないところが出てきてます。
 それは何かと申しますと…

 中がほんのり…女子にあるまじきアレが…(*ノ‐ノ)

 このヘルメットのインナーが外して洗えないってのもあって、もうこれ以上使い続ける気力が失せてきました。
 あと、ちょっとクリアランス広がってきてるかしてごそごそするし。
 でもぶっちぎりイヤなのはやっぱり中がアレなトコ!


 てことで、Newヘルメット購入(・∀・)

 早速明日から使お~^^♪

 ヘルメットの買い替え基準、私的にはもうこの中のアレが耐えられなくなったら、ってのでOKと思いますがさて皆さんどう思われます?
 主観・偏見がひどい話と自覚してますので今日はこのあたりにしとこかな…ではまた明日。

ZRX1100ゼネレータ交換

 8万なにがしするゼネレータが入ってきましたよ!\(^o^)/

 張り切って箱開けたらなんか色々ぎっしり詰まった重たい塊がごろんって出てきました。
 んー…これは、8万くらい…するか~ってよおわからんけどw
 でも現物見ると感覚変わりますね、値段だけ見てたら高いなーって思ったけど。
 これ部品があるだけよかったなあって思えてきました。

 って負担するのはオーナーである常連様ですが^^;;;


 さて早速取り付けしました、やはり新品ですな!黒光りしてはります。

 まあ見た目よりもちゃんと電圧制御できるんかっていうアレだ…ててことで交換後エンジンを始動しつつテスターをあてます。
 するとびたーっと15V半ばぴたっと電圧安定。レーシングしても数値は変わらず。

(テスターでチェックしてるところ写真撮りそびれました!汗)

 交換前はスロットル回すほど16Vに届きそうな感じでめりめり電圧上昇していたので、解決してほっとしました~^^;
 ということでZRX1100修理無事完了です。


 ところでここでちょびっとお知らせ。

 明日STAFFが一日所用で不在の為日記をお休みさせて頂きます。
 明日はある名車が持ち込まれる予定なので日記に書きたいんだけどなあ、残念です~><

 まあ明後日書くけどね!w
 ってことで皆様には名車って何だろーって想像しつつ明後日の更新をお待ちいただければと思います!以上。
 
 

お知らせ&ゼネレータ交換決定!

 今日はまず先にお知らせ…といってもいつもイベント参加下さる常連様宛です。

 今年は忘年会ではなく新年会にさせてください!

 前からうっすら思ってたんです、年末って皆忙しいじゃないですか。
 んで(コロナ禍中は例外として)皆会社で忘年会って呼ばれますよね。
 でも最近新年会はやるところ減ってる感じだし、私たちの仕事も年始って結構仕事落ち着いてまったりタイムなんですよね。

 そんなあれこれを考慮して今回は新年会にしてみようと思ったわけです。
 日程は1月13日(土)、いつもご参加いただいている皆様にはメールで改めてお知らせしますのでよろしくお願いいたします!

 続きまして、先日レギュレターだレクチファイヤだ言うてたZRX1100ですが…

 結局故障が疑われるレギュレターとレクチファイヤだけ交換するのではなくゼネレータ丸ごと交換することになりました。

 良くご決断されたなーと思いますが、このZRXウチで修理させて頂いて約15年の間消耗品以外の大きな故障ってなかったからまあアレかな~とかなんとかかんとか。
 部品は発注済なので到着次第交換しようと思います~。

 さてあれこれ言うてるまに閉店時間が近づいてきた。
 最近日が落ちるとめちゃ冷え込みますね~てことでおしまい。

久々のオイルだだ漏れ

 コアな仕事落ち着いたし~とのんびりしてたら、久々2ストのJOGが修理でやってきました。

 いい意味でゾンビと呼びたいナンバーワン原付、JOG CY!
 早いし軽いしタフだしっていうので多少のマイチェンはしつつもロングセラーだったこの車体、今だに現役で走ってるのを街で見かけますね!

 しかしこのモデルのJOGが生産終了になってから私の記憶が正しければざっくり25年くらいは経ってます。
 なのでこのモデルのJOGを修理させて頂くのはかなり久々です。

 そして修理で持ち込まれた理由も久々。それはパワステオープン当初はざらにあった、ヤマハ2スト原付によくあるオイルパイプ劣化によるあれこれってやつです。

 昨日話題にした冬にあるある修理と若干リンクする感じですが、これもパワステオープンすぐである17年前には冬の風物詩としてよく発生してた修理事例でした^^

 この不具合がなぜ起きるかざっくり説明しますと、オイルタンクとオイルポンプの間を繋いでいるゴムのホースが経年劣化と寒さで硬化して、そこに走行時の刺激が加わることでパイプが割れてそこからオイルがダダ漏れするのです。
 で、ダダ漏れが起きた時大体すぐ傍にあるこのファンカバーがべちゃべちゃになるw

 言うまでもないですがオイルが漏れたまま乗るとエンジンにオイルが行き渡らなくなり、結果エンジン焼けます。
 てこんなの説明したかてもうこの型のJOG・2ストのバイクを所有してる人がご近所に何人いらっしゃるかアレですけど。

 いや待てこないだまで2ストミッションの修理でハラハラしてたとこだった!っていう一人ボケツッコミが完成したので今日はここまで☆

冷え込むと起きるのよこれ

 今年はいつまでたっても暖かいなーと思ってたけど、さすがに12月を目前にしてぐっと冷えこむ日が増えてきました。
 こういう急な気温変化が起きるとバイクも色々と調子悪くなったりします。

 一番ぱっと思いつくのはバッテリー上がり。
 バッテリーの注文数が増えるとあー冬来たなぁ、ってしみじみ思ってしまいますw

 そしてその次くらいに冬だねーって思う症状が、私のおつかい号に現れてしまった!
 てことで店長に見てもらっています。

 その症状っていうのが、スイッチの動作不良!

 ウインカースイッチのレバーが硬ったい硬い。でもってめちゃくちゃ反応悪い。
 力込めてなんとか動作させても、プッシュキャンセルするときにまたガッチガチ。
 とにかく点灯させるも消すもうまく動作してくれない。

 これ中の接点周辺に塗布されているグリスが経年劣化や汚れで変質したものに寒さが加わり固まってしまうのが原因。
 ビーノはコレ出やすい傾向って気がしますが、ビーノ以外の車両でもちょこちょこみられる症状です。

 症状出た時点で原因は分かっていたのですが、店長の手を煩わすのもアレだから自分でスイッチの根元にパーツクリーナーとか5-56とかをぴゅっぴゅしてごにごに動かしてアレしようと思ってたんです。
 しかしもうそんなんで済ませれるレベル超えてる、これは分解しないと無理っていうことで店長にスイッチボックスの分解清掃注油をしてもらいました。

 その後すぐに乗る用事があったのでスイッチも触ったんですが、修理前のガッチガチが嘘のようにめちゃくちゃ滑らかに動くようになってました!気持ちぃ~\(^o^)/


 ウインカーちゃんと出せない状態で国道とか走ってると結構焦るんですよね。今くらいの日の入りがどんどん早くなる時期って事故が増えるシーズンでもあるので、ウインカーがちゃんと出せない状態っていうのは普通に危険ですし。

 もしも皆さんがお乗りの車両のウインカースイッチやスタータースイッチが反応悪くなったり動きが渋いようでしたら、10~15分ほどで分解清掃注油いたしますし、交換部品が一切不要な場合は当店だと2000円でおつりがくるくらいの修理費用で承っています。
 お困りの際はぜひお申し付けくださいね~!^^

バッテリー上がっただけではなさそうで

 TZR50の長い戦いが終わった達成感と嬉しさのあまり昨日飲みに行ってしまったパワステです。

 大きい仕事をやり終えたあとのお酒は格別美味しいですね~!\(^o^)/
 ん、よお考えたら私(STAFF)がやったのって日記とヤ〇オクくらいだったわ!爆笑
 まあでも横で見てるだけでもあーよかったなーってしみじみ思うわけですよ~^^

 はてさて、時間かかってた仕事を無事やり終えて、ちょっとコアな修理ロスになりそ?なんて思ってる暇もなく、次参りまーす☆


 ツーリングでも常連であるO様から愛車のZRX1100がエンジンかからなくなったーと救援要請が入り車両引き上げてきました。

 そこそこ長く所有されている車体なので純粋にバッテリー上がっちゃったのかな。
 MFバッテリーってたまにぽくって死ぬときありますよねぇ。
 こと今年みたいに猛暑からの急な冷え込みにヤラれたのかな?
 となんとかかんとか妄想しててもしょーがないので調査開始。


 
 依頼があった時点ですぐ新品バッテリーは取り寄せてたんですが、預かるときにちょっと引っかかる点があったので、サクッと積み替える前にテスト用バッテリーをケーブルでジャンピングしつつテスターで電圧等チェックします。

 引っかかる点てのは、バッテリー上がったと連絡いただいた時にどんな状態か聞くとインジケーターが全く点灯しないくらい全放電してしまっていたという所。

 こういうのってレギュレターが死んだときによく発生するんですよね。

 レギュレター死んだらエンジン切ってても電気流しっぱなしになるんでバッテリーが全放電してしまうってやつ。
 レギュレターが健康かどうかは大体エンジン掛けたときそして回転上げた時にバッテリーに返ってくる充電電圧の数値で判断します。そして今回もそうしたのですが…返ってきた電圧は16V弱でした。

 MFバッテリー積んでる車両って大体14V台が上限ってのが多いのですが、ZRXは正常値が15Vと少し高めな車両ではあります。
 しかしこちらの車体は回転を上げていくとメリメリ圧が上がって16Vを軽く突破しそう。
 このまま回して他への悪影響が出たらあれなのでそこでエンジンを停止しました。

 このZRXは初期型なので製造から20年以上経っているし走行もメーター一周してる(10万㎞超)ので、レギュレターが死んでしまってもおかしくはない。
 ならレギュレターを変えたらいいじゃないの!って軽く言えないんだなあ、この車種は。

 この年代のカワ車あるあるなのかアレですが、どうもこのエンジンちょっと古い別の車体からの派生みたいで、レギュレターとレクチファイアが別になってるらしい。
 この年代のバイクだったら大体レギュレターレクチファイア(二つが合体した部品)なんですけどね。 

 で、どっちも疑わしいから二つの部品を交換したいんですが、ZRXのパーツリスト調べたら、年数が経ってるからかどちらの部品もめっちゃ高い上に在庫少とか邪悪な表示が。

 そして何気にパーツリスト開いて気づいてしまった。
 二つの部品代に2万ちょい足せばレギュレタとレクチファイヤどころかゼネレータまるっころのセットを換えることができる、しかしゼネレータも在庫少って事に。

 いやこれどうしたもんか…このZRXこないだお高いチェーン入れてもらってあれこれしたところなんだけど!でも電気系の部品無くなった後で壊れたらもう直せなくなっちゃう><;

 ちょっとオーナー様と相談します。ってことで続く。

TZR50R修理~最後にちょっといやだいぶ焦った!

 TZR50R修理の続き。
 なんとか無事健康なノーマルシリンダーをゲットできたので、早速組んでいこうと思います。

 まずは手に入れたシリンダーの内壁に浮いてる小錆を取りつつ手ホニします。

 全体にクロスハッチがつくようにペーパーでほにほに。
 その後はもう慣れた作業です的にエンジンを組み上げ。

 今回の組付け時にはちゃんとピストンリングの抵抗がありましたよ~ぐっっ、とね~☆

 そして早速火を入れていきます。
 一回残念なことになってますからドキドキします…異音出ないでね~~汗

 祈りながらエンジン始動、異音なし!
 そのまましばらくレーシングしますが、綺麗に吹け上がって勿論変な音もしない。

 マフラーからぽんぽんぽんっとリズミカルに出る排気見てほんとホッとしました。買った中古シリンダー、ちゃんとした品だった~私が選んだヤツなので何気にエンジン火入れるまでドキドキしてたんです!\(ToT)/


 しかしここでアレ!
 好事魔多しいうんですかね…。

 水を差す出来事発生です。


 良かった良かった言いながら店長がレーシングしてるのを見てたら、突然 ぱしゅ! っていうてエンスト。
 ぱしゅ?って何。
 これでゴールじゃないの?

 ちょっと…ヤメテ…orz


 とりあえず車両を整備スペースに戻してチェックしていく店長、わー何やねんーとつぶやきつつあれこれ点検。
 そして分かったこと→プラグの火が散ってない だと?!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 ここでエレクトリカルとは、なかなか心を抉ってくれます。
 旧車、恐ろしや。


 しかしプラグキャップとか周辺を調査していっても問題が見つからない。
 このタイミングでCDIが逝ったとか?それどこの地獄か…とブルーになりつつも引き続き調査したら、原因発見!

 なんと、スパークプラグがこのタイミングで死亡した っていうマジしょうもないオチ!
 ズコーッ_(┐「ε:)_

 いやしょうもないいうたらあきませんね。
 エンジンに火入れてくれるプラグ、大事!
 てことでプラグ交換。

 そのついでといったらアレですがこっそりアース増設もしてみた。

 旧車は車体自体が経年劣化してるので、その影響で変なところにいらん抵抗ができたりするんですね。
 そこで改めてアーシングをしてあげることで点火効率が良くなり、その結果燃費・トルクやレスポンスの向上が見込めるんだそうで。

 アーシングのあとはキャブを低速リッチめにリセッティングしました。
 作業風景の写真撮り忘れた!のでこのあたり淡泊にに通り過ぎちゃうw

 そしてさあいざ、シメの試乗だ~♪

 試乗の結果、低速トルクはちょびっと厚くなって扱いやすくなったかな?
 何よりとにかくスムーズに吹け上がってしっかり走ってくれました。


 今回の修理はいくつかイレギュラーがあってちゃんと直せるんだろうかヒヤヒヤしっぱなしでした。
 そしてかなり時間かかってしまって、ご予算も当初より上がってしまったし、オーナー様にも何度もお越し頂いて修理予定修正のっ話し合いをさせて頂き、その結果何とか修理することができました。

 もぉぁーーー、良かったぁ!
 それに尽きます^^;


 ということでこれにてTZR50R修理、無事終了。
 ご依頼頂いたK様、ありがとうございました!