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パワステを始めたばかりの頃は本当何にも知らない私でしたが、2年以上経って、ちょっとは知識がついたかな?
修理は依然できませんが…^^;
でも今まで色んな故障事例見てきましたので、こーゆう症状のときはどこが原因かっていうことや、こんな修理は大体なんぼほどかかる(時間も値段も)てのは多少分かるようになったかな?
2年も現場にいるとまあざっくり一通りの症例が見れたん違う?と店長。
確かに…。
タイヤやチェーンの消耗限度。
エンジン・クランクの焼け症状。
ブレーキパッド・ブレーキディスクの消耗具合。
バッテリーの寿命。
サスペンションのオイル滲み。
色んなお客さんのバイクを見て、音を聞いて、触って。
沢山勉強させてもらいました。
よくあるある…という症例から、こんな状態で乗ってたとは…ありえん!という症例もありました。
でも最近はそんなに驚くようなこともなくなってきたかなぁ~。
しかし、まだ甘かったです。つい最近ありました!驚きの症例が。
写真のブレーキマスター、よく見ると窓部分が経年劣化のためフルードが滲み出してるのが分かるかと思います。
このバイクのオーナーさんには以前、危ないから直すか乗らないかしたほうがいいと助言させてもらってました。
しかしそれなりの金額かかるためそのまま乗ってらしたようで、ある日ブレーキが効かず車に激突したらしいです…( ̄д ̄|||
そのときはスピードがあまり出ていなかった為、体もバイクも軽症で済んだとのコト、でも危険さは身にしみて解っていただけたようで、修理することになりました。
そしていざ修理実施。
ブレーキマスターの蓋を開けてフルード抜き取り作業に入ろうと思ったら。
あらもう空っぽ…!
フルードは滲むどころか、もう全部出てしまっていたようです。
そら、ブレーキ効かんわけですねっ^^;
はー怖っ。こんな状態でよく乗ってたなぁ…。
久々に超びっくりの症例でした。
運が悪かったら死亡事故を起こしていたかも知れません、そうなる前に危険さに気づいて頂いて本当に良かったです。