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三週間前、250ccのバイクに乗っておられるお客様が修理で来店されました。
というかその方、先週にもご来店頂いてました。
そして今日も、ご来店頂きました。
ヘビロな来店、感謝www
三週間前にお越しになられた際はラジエターが噴き出してあわてて来店されました。
軽二輪だと検査が無いので長くクーラントを交換する機会がなくヒートしちゃったのかな?と思いラジエターを開けると…
多分水!が出てきました☆さらに水と一緒に茶錆?水垢?がわぁぁ~っと…^^;
オーナーさんいわく今までクーラントは交換したことが無いとのことだったので、中古で買ったときから真水が入っていたようです(汗)
吹き返したお陰でリザーバタンクは空っぽ、そしてタンク内は水垢がこびりついていました。ビックリ☆
冷却作用だけを考えると水でもいいんですが、クーラントは防腐剤が入っているし水より凍結温度が低いためやはりラジエターにはクーラント液を入れるべきです。
で、ウチでちゃんとしたクーラントを入れ、数日乗って貰って中に循環しきったらまた抜き取って全部中を洗い出して、またクーラントを入れましょう。とお勧めすると、ついでに次回ブレーキパッドも交換して、とご注文下さいました^^
で、一週またいで先週ご来店頂きクーラントとパッドを交換。
再び抜き取ったクーラントはまあまあキレイな状態。これで新しいクーラント入れたらもう大丈夫そう^^
そしてブレーキパッドを換えようとしたら…あら、ブレーキマスターの窓から見えるブレーキフルードが茶色い!これも検査付のバイクなら検査の時に交換するんですが…いい機会だし交換をお勧めしました。
フルードを交換するのにブレーキマスターを開けると、やはりフルードは茶色く変色し、底には黒っぽい汚れが堆積していました。
早速フルードを抜きにかかる店長、あれ何かタッチがヘン。とな…?
マスターをさらに分解すると、マスター内でポンピングするシリンダー部分が磨り減りオイルシールも削れてしまっていました!
この状態ではいつブレーキスカスカになってもおかしくないそうで…(汗)
ブレーキ効かないってのはヤバいですからね!そんな訳で部品取り寄せ、いざシリンダー交換を今日行ったわけです^^
軽二輪は車検がないから楽というイメージがありますが、逆にメンテナンスの機会が無いともいえます。メンテに気が回らない方にしたらなんだか微妙と思いません?(^-^;
今回のお話のオーナーさんはメンテのことは分からないから任せると言いつつ異変を感じたらすぐ相談に来てくださる方なのでえらいことになる前に修理できましたが…乗りっぱなしという方は沢山います、恐ろしい話です~(>∀<;