POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

確かに高いが

http://motor.geocities.jp/takupower_sta/photo/batteri.jpg
 バッテリー、今メッチャ高くなってます。
 ここ一年でメーカーから何度も価格改定があって、今現在は値上げ前の倍位値上がりしてます。
 それに合わせて仕入れする値段も上がっているので私たちからしたら値段を言う時『申し訳ないけど…』って思うことが増えただけなんですよねぇ…ホントですよ!

 そんなで高くなっちゃったバッテリーですが、ビクスクやセルスターター式のミッション車はほとんどキックが併設されてませんから換えるしかない。
 こないだもあるお客さんのミッション車がバッテリー全放電してしまっていたので交換することになったんですが、そのときこんな質問をされました。

 『失礼な質問ですが…そちらでお願いするバッテリーと、用品店で売っているバッテリーと、どう違うんですか?』
 当店はバッテリーを定価だと高すぎるのでいくらか値引きしてお売りしてます。
 が、用品店やホームセンターではさらに低価格で販売されてる。
 この価格差は何?ユーザーさんサイドは思いますよね~。

 ご質問に対して、即答。
 『同じです!』
(…そして苦笑い…)
 そーですよ一緒ですよ、ハイ。
 安く済ませたいなら、バッテリー買ってきて自分で交換してください、どぞどぞ。

 でも…コレが長い目で見たら安くなかったりするのですよね…´∀`
 一般的なバッテリーって即用式なんですぐ使用できるんですが、在庫期間が長いものや電圧不足のものは初期充電するべきで(取説にも記載されています)、それをせずすぐ使用するとバッテリーの寿命が短くなるってことご存知ない方が多い。
 ここで。モノが新しかったらいいのか?でも…在庫期間なんて明確に分からないんですよね。メーカーが作ってから出荷するまでの期間、卸問屋にある期間、そして店頭にある期間…どんだけの時間が経っているのか?

 ということでうちで交換するときは全てセット前に充電をしてから積んでます。

 ちなみにうちでは初期充電は無料です。
 あと降ろした古いバッテリーも無料で処分します。
 (バッテリー内は硫酸が入っていますので普通に捨てることはできません)
 さらに、新しいバッテリーを積んですぐ車体を始動させ、電圧電流チェックもしてます。なぜチェックするのかというとバッテリーがダメになる原因がバッテリーの寿命だけとは限らず、車両の電気系の問題という場合もあるからです。
 電気系のトラブルを抱えている場合新しいバッテリーを積んでもすぐダメになるんで。。

 と、いう事実を説明するとお客さんは納得して下さいます。
 確かに高いですが、それなりのコトをしてますよ~♪
 ちゃんとしたバイク屋さんなら当たり前にしてることですがネ^^;