こないだのエンジンが焼けた話ですが、オーナーさんが何をミスったのか?皆さんはどの時点で判断ミスをしたと思いました?
私は、エンジンを焼いてしまったこと!と思いますw
そのまま?でもそうでしょお?!
エンジンが焼けた理由がオイル管理を怠ったことだとすると、この時点ですでにオートバイの機構を理解していないってことです。
もしオイルでなく、クランク(ベアリング)等の不調によって起きた焼けの場合も同じく。
クランクがダメならシリンダー&ピストンを換えてもまたすぐ焼けるのは歴然ですので、やはり理解不足。
機構を理解していないということは、きっとどうしてエンジンがダメになったのか原因がちゃんと分かっていない状態だったんではないでしょうか。
何事においても、原因を分からずして正確な対処はできないのではないでしょうか。
ちょっと譲歩?して焼けてしまったのは仕方ないとして、エンジンがダメになった時点ですぐにバイク屋なり正しい知識を持った人に相談するべきでした。素人判断はいけませんね。偶然上手く対処できることもあるでしょうが、もし判断を誤ったときは後々もっと大変なことになります。
今回のこの事例も、腰上が正しい組みつけをされなかった為新品シリンダーだけでなくクランク方面まで致命的なダメージを負ってしまいました。
店長はバイクのコトを『でっかいプラモデル』と言うことがありますが、実際はプラモデルではなく生身の人間を乗せて何十劼發離好圈璽匹鮟个后危険な乗り物です。
店長のようにちゃんとした知識を備えた上で『プラモ』と思うのはいいけど、本当に簡単な工作気分で触ることは間違っているのではないでしょうか。見た目だけの部分ならいいにしてもエンジンやブレーキは…。
たかがバイク・原付と思われがちなのかも知れませんが、それを一から設計して作り上げているメーカーの方々は皆、工学・力学の知識をとことん勉強した専門家さん、いわばエリート´∀`)
そんな方々の作ったものを生半可な知識で触るなんて!?
私は力学も工学も知識はありませんが、エンジンの仕組みを知るたび、技術者さんたちに対して尊敬の念を覚えます。
バイクって、エンジンって、奥が深ーい!
こんな金属の集合体を走るように作った人ってめっちゃ頭いーい!
思いついた人、本当天才ーーーっ!!!(≧▽≦)って。
最後に。
お客様のことをこんなにこき下ろし(?^^;)てしまいましたが、失敗を経て知識を深めていくということもあります。
店長だってアマチュア時代はバイクを直そうとして壊した経験があるでしょうし、バイクを自分でいじろうとした人はみんな失敗を経験してるのではないかなぁ?
未熟ゆえのミスが今後、経験や教訓として良い方向へ生かされればいいんじゃあないかと思います。
"失敗は成功の母"という言葉があるくらいですし・ねっ^^