POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

吹けません

http://motor.geocities.jp/takupower_sta/photo/xrcub_1.jpg
 XRさんの650Rが突然すねてしまったので、現在パワステに入院中。
 夏にキャブセッティングしたのに…。
 それからXRさんからの数々の無茶振り?オーダーをこなした後も特に変わった様子は無かったんですが。突然吹け上がらなくなっちゃったのわ何でだろ?
 ちなみに現在アイドリング時点ですぱんすぱん言いまくってます。
 
 キャブを分解して清掃の後セッティングを変更。濃くしてみるとすぱんぱぱぱぱ…ぱんぱんすぱーん☆

 oh。悪化…orz

 今度は薄くすると、すぱんすぱんがほんのちょっとましになった?
 手元にあるジェットでできる最大限まで薄く振るとすぱぱん音がだいぶまし?ぽくなってきました。
 それでも全然ふぁおーーんっ!って綺麗に吹け上がってない。
 
 擬音ばっか使うと、本当バカぽいな…orz

 そしたら、さらに薄く…というわけにもいかない。
 あんまり薄いセッティングは良くないんですって。
 へぇーなんで良くないのかな?
 こういう時は、店長に聞いてみよう(^-^*

 STAFF歴もうすぐ3年でそんなことも知らんの?て言われたら切ないが…orz

 一応知らない人もいるかもしれんし、私が教えてもらったコト、書きますねっ♪(←立ち直り早いのが私のいいトコロですよ~)
 エンジン内ではガソリンと空気が混ざり合いつつ、圧縮したとこでプラグが点火・爆発して駆動力を生み出してますよね。
 この爆発が適正に起きてるからこそ、パワーが生まれます。
 というわけで、セッティング=エンジンに流れ込むガソリンや空気の量(混合比)を適正な爆発がおきるよう調整してあげるってことですね。

 しかし。意外なのが、ココ↓
 ガソリンの完全燃焼する混合比≠セッティングの混合比 

 実は…完全燃焼したらダメなんですって!
 完全燃焼したらエンジン内の温度が上がり過ぎるので、完全燃焼する比率よりもあえてガソリンを濃いめにするべきだそうです。
 薄~く(もしくは空気量を多く)セッティングすると爆発のパワーは上がるが、温度が上昇しすぎてエンジンの耐久性を越えると…焼け・抱きつきを起こしちゃうんだとか!コワー!!

 そういえばパワー出そうとギリセッティングして、ピストンのてっぺんが溶けてぽっかり穴が開いちゃったってーのを何かで見た気がするなぁ。。。どこだったっけ?…ま、いいかどこでも(笑)
 ということで650Rのセッティングもあんまり薄っす薄にはできない、キャブ以外にも原因があるかもしれないしってーことで店長は色々調査中。
 
 ならば私も…一つ賢くなったし、ちょっと独自の研究。
 二種類のマルタイラーメンを食べ比べですたい!!Ψ( ̄へ ̄)9

 この二つのラーメンのどちらがより、濃厚さ・トンコツ臭さにおいて理想的なセッティングなのか?!さーあ調査ですw
 店長も、↑その調査は大事や。って!!

 調査の結果、オレンジのラベルの方が本格派。黒っぽい方が九州豚骨ビギナー向けなセッティングと判明(爆)
 オレンジのほう、かなり臭かったっすワーwww