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表題にちゃんと関連がある"修理"のお話です。
突然エンジンが吹け上がらなくなったと、バイクが入庫。
前に何度か修理をさせてもらったことがある車体でしたが、今日は明らかに調子が悪そう…ガソリンがちゃんとキャブにいってないよーな?カンジです。キャブでしょうか。
当店からちょっと離れたところにお住まいの方なので出来ることならささっと直してあげたいところですが、キャブはすぐパパッとはできません。残念ですが…入院決定!
オーナーさんがっくしされてましたが致し方ないです、バスで帰ってもらいました^^;
そんなで、オーナーさんが帰られてからキャブを開けました。
原因は即判明!キャブの中に水たんまり混入…(-_-|||
そしてこの水はどうやらタンクから送られてきたようです。
タンクの口は水分でサビが回ってるし中のガソリンを抜くと、やはり水とサビが出てきました。
どうやらタンクキャップから雨水が混入したようす。
結果タンクキャップ分解清掃・修正、タンク内洗浄、キャブレター&ガソリンコックオーバーホールと、入院するにふさわしい?修理となりました^^;
バイクは本来雨でも乗れるものです、だからこんなこと普通は起きませんが、雨ざらしにするとこういうトラブルを招くようです。
キャップのエア抜きが目詰まりしたりキャップのシールを劣化させたりとか、あと別の箇所ですがメインキーのシリンダーにすこしづつ水とホコリが混入した結果…キーが回らない・エンジンがかからない等の事例もよく聞きます。
こういう事態を防ぐ為、屋外保管時は屋根のある場所を選ぶか、バイクカバーを掛けてあげるだけでも予防できるかと思います。
ところで。
ワタクシ素朴な疑問がありました。
ガソリンに混入した水って目で見てすぐ分かるもんなん?
どっちも液体やし、混ざり合ってたら分からんの違う?って。
しかしこんなコト理科の授業を思い出せばすぐ分かるコトだった…ああっ、学生時代お勉強をサボってたもんだから~><;
店長に教えてもらって思い出しました!
ガソリンは油。
油と水とは比重が違うって、あー!そういえば習いましたね~^^;
水の方が比重が重いので下に溜まり油は上に水は下にってなりますよね、ドレッシングもそーですもん。(←例えが稚拙?笑)
あ、でもこんな私でもガソリンがそうだと目で見て分かるように着色されてるってのは知ってますよ!
だから余計に、水が混ざっても分かるんです♪
…とか自慢してみたものの、コレも以前店長に教えてもらったことだっていうのは言わずもがなでしょうかぁ…あははは…(^▽^;ゞ