今日は以前当店で販売したマグナの修理です。
オーナーさんいわく仕事の都合でしばらく乗らずに置いていたら、エンジンかけてミッションをニュートラルから
一速に入れたらエンストするようになってしまったと。
クラッチが張り付いてしもたみたいですねー(´・ω・`)
そしてケース内でエンジンオイルで潤滑されている状態です。
このプレート達は常にスプリングでテンションがかかっていて板同士強く押し付けられています。
なので長いこと乗らずにいてオイルが下に落ちプレートの間に脂分がなくなると、プレート同士がひっつくと
いう現象が起きます。
その為クラッチレバーを握りながら一速に入れてもレバーを握っていない状態で一速に入れているのと
同じ状態、つまりエンストするのです。
この症状が出た場合軽度ならばちょっと動かしていくとこなれていくんですが、この車体の場合ちょっと重症の
ようなのでクラッチを分解することにしました。
クラッチカバーを開ける時はエンジンオイルを抜かねばなのですが丁度オイル交換距離だったので
丁度良かった。
クラッチに限らずエンジン周辺のカバーだとかを開ける際はパッキン(ガスケット)は新しいものに
換えないといけません。
先に頼んでいたパッキンが代理店に入荷したので私が取りに行ってる間に店長がクラッチを開け
古いパッキンを取り去りつつクラッチの清掃をするという分業スタイルで参りあすか(´・ω・`)ゝ
じゃあわたしがパシッてる間、清掃作業よろりんで!いてきまっ(´ω`)/
という感じで昼ごはんを食べ終わってすぐに吹田にある同業さんのところに部品を取りに行ったのですが
今日は比較的暖かくてよかったデス^^
日なたはぽかぽかしてるし、ぶら~り走っててなんか楽しかったあ
他の用事もあったしパワステ帰還に2時間以上かかったのですが、わたしがぶら~りとか楽しんでる間に
店長はクラッチ清掃ほぼ終わっていたw
帰還した私が見たときにはクラッチカバー断面研磨作業、つまり仕上げ段階だた…(´・ω・`)
なので写真には収めれなかったけれども…クラッチプレート、ケース内のオイルが落ちきった上に
湿気が回ったようで中で錆びていたらしい。
ひとつひとつ錆を落として研磨してからオイルを改めて含ませて組み直したそうですYo!^^
そして私が代理店さんから引き取ってきたパッキンを店長にパスしケースを閉め閉め。
これでクラッチのオーバーホールそして分業華麗に完了であります!(・∀・)
このマグナも製造されて随分経つ車両ですよねえー。
しかしVT系エンジンはもう超々タフなエンジンですからこれでまたしばらく機嫌よく走ってくれるだろう!
なんて思いながらふとこれ中古として販売したのいつだったかなあって過去の記録を調べたら8年前だった。
ひえー8年も経ってたかーっておののいたw
月日が経つのは早いワーーーー!^^;;;