今日はセロー250最後の宿題をやる日になりました。
おーてぃさんから、エンジンがヒート気味になるとクラッチのキレが悪くなってくるとの言葉を受け
オイル交換のついでにクラッチ内部がどんな状態になってるかチェックすることにしました。
そしてクラッチを分解し、それぞれ点検します。
ハウジングやボスにはクラッチ板が当たった痕が見られました。矢印で指してるような、しましまってなってる
所が全部当たった痕ですね。
が、しかし。実際しましま部分を指で触れてみると段付きを感じる程ではなく、クラッチの切れに大きく
影響するようなダメージではなさそうです。
つまりさして部品として問題がないといえる状態なのです。
がしかしクラッチの切れが悪くなるのは現実に発生している問題。
ではどう改善するかというと…以前私のゼファーや常連Tさんのゼファー1100にも施した
この作業実際に施して大きく効果があるのは過去に実証済みですが、そうそうやりません。
何故やらないかってぇと
① クラッチを開けてあれこれ~って作業がそんなに多くない
② 切れが悪いってのに気づいてどうにかしてーっていうようなオーダーが今までそんなにない
そして何より
③ 作業がバカみたいにメンドクサく時間もメチャかかる
…ことが理由に挙げられますw
しかしひつこいようですが効果は絶大です。
ことこのクラッチのように、周辺部品が消耗していないけれど使い勝手が…という場合にはとても有効。
さてさて。
この作業が実際どうメンドクサイのかというと…作業風景お送りしましょう(・∀・)
ハウジングから生えてる角みたいなやつ↓の角をヤスリで全部落としつつ板が当たる面をポリッシュします。
ボスも同じく板と接触する部分の角を落としながら当たり面をポリッシュしますよん。
ボスの場合は矢印部分の縦溝んトコを全部角落としつつ面をポリッシュしますん。
で、これしましまが酷い所を磨く じゃなくて 全部 まんべんなくやりますからね。
角を棒ヤスリで撫でて角落としてサンドシートでごしごしして、最後にメタルコンパウンドで磨き上げます。
地道な作業です。もし私がやれ言われたら、多分嫌過ぎて泣きますね/(^o^)\
私は店長と違って雑い性格なのでまあ頼まれることはないですがwwww
さて。ハウジングとボスのエッジを取り去ったら次はクラッチ板の側もエッジ取らないとです。
部分すべてヤスリで角を取っていきます。
クラッチ板写真撮り忘れちゃったなあ。とにかくこれらのギザギザ形状のところを全部エッジ取っていくんですが
作業は本当精神修行?って言いたくなる神経すり減る作業。
何度も言うけど本当やりたくない、キツイこの作業~~wwww
しかし店長には忘年会までに仕上げたいという思いがあったよう朝からやり始め、夕方には終わらせて
しまいました^^;
勿論この作業一つだけやってたわけでなく、間に他の修理やら車両引取やらも行ってました。
逆にちょこちょこ他の仕事が入ってるときが気分転換になったのかもしれないけどw
こういう根気のいる仕事は集中できる時間に限界がありますからねえ><(←かくいう私は集中力皆無汗)
とにかく一日で作業完遂お疲れ様です!
そしておーてぃーさん、これでオーダーはすべてやりきりました!
お待たせしましたーーーァ(^o^)♪
店長がこの時間かかる作業をたった一日でやりきったんだし、私も年末ならではの時間のかかる事務作業
そろそろとりかかるかナ!
店長見てると時間のかかる仕事も根気よく取り組めばいつか終わるんだよね!って…
いつかは終わる…うん…頭ではわかってる。わかってますとも。
しかしやはり面倒だ!御客様に関わることならまだ早くしないとって気持ちになるんだけど、
棚卸しとか経理とかいう部分だからなあ…。
やっぱり明日にしるか!\(^o^)/(わー
って昨日も思って延ばした気がする!!(>3<)
そしてどんどこ日延べしていく私STAFF(ダメダコリャ
結局年末ギリギリの、尻に火ついた状態でないとできない気ががががg
12月は始まったばかりだし、今月中にやりゃいいかァ!
こういう所は店長と私、性格が真逆なんだなあ(´∀`)マイッタマイッタ