昨日の続き。
お盆に入ってお客さまがぴたっと来なくなった/(^o^)\
でもニュースギヤのおかげで暇しまへんwありがたいや。
てことで昨日はギヤの燃焼室をゲージで計測し圧縮が低いのが判明し終わっていました。
燃焼室に問題がある可能性がかなり高くなってきたのですが開けるとなると無料でできる点検の範疇を超えるし高額修理のムードむんむん…。
一度オーナーである新聞屋さんに開けていい?って聞いてからめくりますかねえ。
って連絡の前に店長がエンジンバラバラにしてしまっていたんですが…(・∀・)
他に原因らしいものがない今、開けてみないと何も判断できるような話できんし、ということらしいです。
まあ、新聞屋さんとは十年以上の付き合いで普段修理に関してきちんと意思疎通出来てるから大丈夫か…。
で、分解したエンジンを見てみますと、シリンダーは大きな傷がない、よかった
…と言いたいところですが全体的にホーニング痕(オイルを抱き込んでおくために表面につけてあるクロスハッチ)がきれいになくなっていましたorz
てことはピストンも無事ではないんですが、出てきたピストンも一応UPするとこんな感じ。
全体的にカーボン汚れが堆積してるんですが、本来汚れがつかないはずのピストンピン挿入する穴(横に空いてる穴ね)のまわりもぎたぎた。そしてこのピストンをひっくり返すと裏側もぎたぎた。
勿論この裏側も本来こんな汚れたりしない。
そしてピストン上部、リングがはまる溝が刻んである部分が変形していました。
こりゃあエンジンかかんないわなあ。。
燃焼室の中お掃除したときちょっとだけかかってくれたのはケミカルなどの液体が流れ込んで圧縮抜け起きてるところがちょっとだけ密閉されて圧縮復活したんだろうなあ。
車体の走行距離は現在5万Km超え。ヘビーユース見越した設計の車両ながらもそろそろ色々出てきてもおかしくない距離に差し掛かってます。直すか、直さないか…はオーナーさん次第です!
てことでこんな感じに壊れてますってのを連絡し、どうするか数日返事待ちとなりました。
まあどうせお盆で部品注文できないから慌てても仕方ないしね。のんびり待つとしますか。