今朝ウチの店に突然レッカー車がやってきまして、見知らぬバイクが届けられました。
この仕事してると、大したことでなくてもご来店頂いて触ったことのある車両はなんとなく覚えているものなのです。
ことこの車両は以前はよく街で走ってたけど2スト原付二種ということでここ最近見る事が減った車種なので実働車を見たら忘れないはずなんですけど、どうも見覚えがない。
で、お届け頂いたコレは一体誰のバイク…？？（・∀・）
レッカー車の運転手さんにお客様の情報を聴いてもやっぱり聞いたことが無いお名前で、えっ？えっ？って戸惑いが止まりませんがなｗ
しかし車両到着数分後に謎は解けました。
オーナー様がご来店下さいました。やっぱり初めてお会いする方だったのですが、故障してレッカーを依頼したのが早い時間だったのでウチに連絡頂くのが後になってしまったんですって。なるほど！
さて。
エンジンがかからなくなったというこの車両ですが…30年近く前の車両なんですよね。
部品あるかな～って不安があります。
そして何気にエンジンのベアリングにウイークポイントを持つ車種ってイメージが強いんですよね。修理、現実的だろうか…という感じです。
まあそれは置いといて。
どうしてエンジンがかからなくなったのか、原因を調査していきます。
すると原因はプラグキャップでした。
摩耗してゴソゴソの半抜け状態だったためエンジンにちゃんと火が入らずエンスト、と判明。
その証拠にゴソゴソなプラグキャップを手力でぐうっと押しこんだ状態で始動を試みますと、押しこんでる時はちゃんとエンジンがかかってくれました＼(^o^)／
が、始動したと思ったエンジン音がﾆｬｰｰｰｰって。
猫ﾁｬﾝ登場☆じゃないですよ、損傷したベアリングが回転するときの甲高いモーター音のようなノイズがエンジンからしたよ～って言いたいのです。
まさしくこの車種のウイークポイントが発動していたわけであります。
うううーん、これは…直さない方がいいやつかもなあ…まあ、あとでオーナー様にこのことをお話し判断して頂くとします。おしまい。
