あるお客様より走ってる途中でエンジン止まった原付を見て欲しいと連絡があり、車体を引き取ってきました。
レッツⅡ、2ストローク車です。
確かこの形状は最終型か最終の一個前くらいのモデルだったかなあ~?言うてもおよそ15年以上前のモデルなので街でもほぼ見かけなくなりました。
他メーカーよりも駆動系のベアリングが逝きやすいんですよね、このレッツⅡ系エンジンって。それもあってかなー?
面倒なとこにウイークポイントがある為、修理にお金かかるようだったら修理は見合わせたほうがいいかもしれないとは思うんですが、その判断をするためにもまずどこ壊れてるか特定しないとですね。
てことで、点検!まずは無理くりエンジン始動できないか試してみます。
お外でキック連発しまくりま~す☆
が、ちっともかかる気配ありませーーーーん!/(^o^)\
もしかして点火系に問題あるのかな?っとプラグ抜いてチェックしてみます。
ちゃんと火飛んでた…(・×・)
じゃあ何だろう。こんだけエンジンかからんったら何かわかりやすい不具合起きてそうなんですけど。
次はエアフィルター見てみるか…ってところで出てきました!一目であーこれやーってめちゃわかりやすいやつが。
エアクリ崩壊してた~~ww
残っている部分も今にも崩壊しそうなので撤去しようとしたら、取り去ってる最中にぼろぼろっと崩れてしまいました。
外す前も結構でかい穴開いてたので、走行中にエアクリ破れて吸気バランス崩れたんでしょうか、それとも崩れたフィルター吸い込んだか。
綺麗にフィルター取り去ってからもう一度エンジン始動試みてみます。
新しいフィルターは在庫してなかったのでフィルター代わりにボックスにウエス詰め込みつつちょっと容量大きめのバッテリーを繋いでセル回しまくった所、なんとかエンジンかかりましたー^^
そして吹かしてみたところうっすらベアリングノイズが出ているような感じですがニャーって明らか高い音って程でもない。
とりあえずエアクリーナーとプラグ換えとけばまだ走ってくれそうです。
今回は簡単で費用のかからない故障だったのでよかった。おしまい。