マジンガーZな世代ではないSTAFFですが、やはりこのパッケージを見るとつい叫びたくなる、ぜぇぇぇぇーーーーっと!
(あえて言うなら店長は、マジンガー世代。笑)
数日前に入荷したこのピカタンZで、FZR400のタンクを錆取していこうと思います。
ちなみにすぐに作業開始しなかったのは前準備をしていたからです。
ガソリンを抜いてすぐはタンク内に油分や水分が残っているので乾燥させていました。
ガソリンは先に灯油ポンプ突っ込んで上から大体吸い出したのですが、底部に残った澱を含む少量のガソリンはコック側から抜き取りました。
するとこんな色のが出てきました。
ううー、これはなかなか、錆すごい。
粗い錆はコックについているストレーナーがせき止めてくれますが、細かい粒子は透過してキャブに回るので、こないだのようにフロートチャンバーなどに堆積したのだと思われます。
さて、ガソリンを全て抜き取ったタンクを数日放置し中が大体乾燥したところでウエスを突っ込んで、摩擦で取れる汚れをこそぎます。
そして中に残留した粉末を外に出していきます。
出し方は、ただただタンクを振り振り!
タンクキャップ部分もしくはコック取付の為に開いている穴から出て行ってもらいます。
いつもはしないタンク振り振り動作にうっすら筋肉痛の予感がすると店長ww
でもおかげでこんなにも↓錆が出てきました。
そのまま使用してこれらをモロにストレーナーで受けてたら目詰まり必至なのでお掃除しといてよかったと思います。
ていうかお掃除は完了してないない。これから、ピカタンっぜぇぇぇぇーーーーっと!でタンク表面に根付いた錆を除去します。
タンク底部にあるフューエルコック取り付け等の穴をアルミテープで塞ぎ、上から錆取剤を注ぎます。
錆の多く発生している部分がしっかり錆取で浸されるような向きに固定ししばらく置きます。
しっかり錆を取りたいので半日ほど漬け置きしますが、その間下から液漏れなどなさそうなのでタンクを貫通するような深いダメージは無いようです。
(余談ですが、過去にめちゃくちゃ錆回ってるFZR1000のタンクを漬け置きして帰ったら穴が開通してしまい、翌朝床にピカタンがダダ漏れてたという地獄を経験した為、ヤマハ車タンクの錆び取りは若干ビクビクします)
さて綺麗に錆が取れるといいのですが…今日はこのくらいで。続く。