以前から来てくださっているお客様ですが、いつも使っているスクーターがエンジンかけると一瞬かかるんだけどすぐストールしてしまうとのことで修理依頼を頂きました。
ご依頼を頂く前にエアフィルターをご自身で交換されたそうなのですが改善せずとのこと、そして使用頻度が週1前後とのことだったのでもしかしたら吸気系じゃなくキャブが半詰まりなのかなあとか…他の燃料系も怪しいよなあ。
でもとりあえず見てみないと分んないので、とりあえず一番初めに思いついたキャブを分解してみました。
しかしキャブは問題がみられなかった(・へ・)
んーなんだろう、と強制的にキックして始動を試してみて、圧縮はあるしこれはまた一体なんだろ、とあれこれしてようやっとたどり着いたのがマフラーの詰まり。
マフラーの排気口あたりを細い棒でほじほじしたら全長30mmくらいの塊と藁が沢山出てきました!
(写真撮ったけどグロかったので割愛w)
虫の幼虫と、巣をつくるためであろう藁と思われます。
これらをある程度ほじったあとエンジンかけたらちゃんとかかって、その際ぶーんと吹かしたらマフラーからはらはらっと藁くずが中から出てきて舞い散りました^^;
以前にも書いたことありますが原付マフラーの排気口は直径およそ15mmくらいですがこのくらいの径がお好きな虫(多分蜂とか)がいらして、山手にお住まいで使用頻度がそんなに高くない原付ユーザーさんはたまに巣をつくられてしまうんです。
巣が栓になりスムーズな排気ができない状態だとスムーズに吸気もできないので適正な燃焼もできないわけです。
最近この事例は減ってたのですっかり失念してましたがはよ気づいてたらキャブ開けなくても済んだな…でもほじほじするだけで直ったしまあよしとします!
ところで、ほじって出てきた藁の中にいた幼虫ですが…ほじる際に殺しちゃったみたいでまだレアな感じだったとか…うええええ(>∀<;)グロぉぉぉ…