オートバイのマフラーには音量規制ってのが設けられていて、それを超えると違反になります。
ということは皆さんご存知ですよね^^
それ、実際取り締まられる機会っていつなの?てあれですよね。
車検つきの車両は検査の時うるさかったら音量計測されてしまいますが、検査のない車両は特に決まった機会てないんですよね。
でもあまりにも大きい音のマフラーで公道を走っていると…取り締まられちゃうらしい!
そう噂では聞いたことのある話でした。
今日お越しのお客様は実際に行動走行中に警察に止められ音量測定され、結果違反切符を貰ってしまったそうな…!
切符と共に整備命令を、そしてこんな↓ものを取り付けられてしまったとのことでした。
ハンドルに巻き付けられた赤いテープには『故障』の文字。
私こんなん初めて見た\(^o^)/
修理終わったら剥がしていいのかなこれは…^^;
さて、こちらの車両のマフラー音ですが、ご来店時すごい音がして店の中からでもすぐに気づいたくらいでしたし、切符切られても仕方ないだろなーとは思います。
春の交通安全週間が終わった後しばらくって、より取り締まり厳しいしね…^-^;
取り付けられている社外マフラーは元々音量がありそうなものに見えます。でも以前は今ほどうるさくなかったらしい。
乗っているうちになんかうるさくなったようなような?だそうです。
でもエキパイはちゃんと取り付けされているし穴あきなどの異常も見られません。
ではサイレンサー内の部品がヘタレたか、消音壁に異常があるか。
もしサイレンサ内ーに異常があるとして、分解修正で直せるかどうか。
直せない場合は新しい社外マフラーもしくはノーマルマフラーに交換となりますが…値段ちゃんと調べてないけど、ン~万円はする…。
できるだけご負担少なく直せる方法でいきたいな!
てことで車体をお預かり、そしてサイレンサー分解。
すると中のバッフルが一部脱落し、そこから音漏れがしていると判明。
脱落部分の修正をしてみます。
ということで久々登場金属パテのコンクエスト。
二液性のパテでこうして混ぜると化学反応で硬化していきます。
練り練りしたパテでバッフルを補修し、組みなおします。
コンクエストはパテというてもかなり強度があります、しかし完全硬化するまで半日は置いておきたいのでこのまま一晩置き、明日改めエンジンをかけてみて音量チェックです。
爆音ましになってるといいなー^^
とまあこのようにあまりにも音量が大きいマフラーを装着して走行している車両は取り締まり対象となります。
そして騒音が近隣に迷惑をかけています。
バイク乗り=うるさい、周りの迷惑考えない みたいな悪い印象を持たれてしまうのはバイク乗りとして悲しい…。
たまに大きい音立てたり空ふかしして集団で走っていくいわゆる旧車会なる人々をみかけます。
バイクの楽しみ方は人それぞれ。
ああいう乗り方に楽しさやカッコよさを感じておられるんだとは思います。
でも大きい音立てる以外にもカッコよさはあると思います、周りに迷惑をかけないスマートな楽しみ方をして頂けたらなあ、と切に願います。