今日はブレーキの日なのか…。
12/1の語呂合わせがなんちゃらとかそういうんじゃなくてですね、なんかブレーキ修理が重なるなあって話です。
まずはこちらのシグナスX。
先日来店された時すでにブレーキパッド使用限度ギリでやばばな状態でした、急ぎパッドを取り寄せ、今日いざ交換しました。
もしかすると今回だけでなく過去にも使用限度オーバーしたことがあるのか、もしくは長く乗られているうちにローター自体も摩耗したのか。
どちらかは分かりませんが、すでにローター表面には段つきができていました。
ローターはまだ交換しないとってところまで摩耗してないので今回はこのまま使用します。
そして交換のために外したやばばなパッド、こんな状態でした。
んーーー、ギリギリアウト?
ちょっとベースの鉄板が出てしまってるなあ^^;
まあでもパッド新しくしたし、これで安心です。
ローターに結構段ついてたので鳴きが出るかもですけど、ブレーキはちゃんと利くと思います。
という感じでシグナスの修理を終えたところでもう一台のブレーキ案件が入ってきました。
ここ最近押し引きがすっごくしにくい、すごく重たいんです と持ち込まれた原付。
初めはパンクかな?と思ったんですが、タイヤ換えてもらってそんなに経ってないとのこと。
ならばブレーキ引きずってるのかな?と見てみると…当たりでした。
店長が手にしている部分はリアブレーキを動作させるアーム。
本来ならブレーキレバーを離したらアームは元の位置に戻るのですが、ブレーキかけてる位置でアームの根元が固着してしまい、ずっとブレーキかかったままの状態になっていました。
うっすらリアタイヤがロックしてるような感じなのでそりゃ押し引きしにくいでしょう。
オーナー様は私の母親でもおかしくない年齢のご婦人でしたので大変だったと思います。
で、早速修理にとりかかったのですがこの場合は部品を交換とかじゃなく、外から注油してから固着部分が解れるまでひたすら根元部分を動かし続けるという作業に。
がっちがちに固まっててなかなか解れてくれませんでしたが、しばらく注油しては動かしてを繰り返してるうち段々動いてくれて、最後はちゃんと動作するようになりました♪
この現象以前にも同系の車種で起きているので恐らく材質的に固着しやすいのだと思われます。
今回時間をかけて慣らしつつしっかり注油しておいたので当分は大丈夫かと思いますが時間が経過したら再発する恐れありです。
とまあブレーキ修理が重なった日でした。おしまい。