ずいぶん前に書いた日記を読み返してました。
あれから7年経ったのか…早いなあーなんて思いながら。
読み返してたのは↓こちら。
この日から二か月以上続いたFZ250エンジン修理レポは私が今まで書いた日記の中で大スペクタクル(ってどういう意味かよく知らんが)な長編でした。
今読み返すと当時内燃機の知識も浅く(今も浅いけど笑)そして文章も拙かった(それは今もだけど笑)ため読みづらさを感じたりもします。
しかし読んでいると絶版部品がちらほらある旧車ということでいくつものショップに修理を断られた車両にかなり手を突っ込んだ修理を進めてる間ずっと感じてた、本当にきちんと直るんだろうかっていう当時のプレッシャーや緊張感が蘇ってきます。
あの時店長メッチャ色んなデータ調べたり計測したりしてたし、私もその努力をどうにか伝えられないかと毎回メチャクチャ時間をかけて日記を書いてたのを思い出しました。
私の緩い文章がかなり酷いですけど私が手書きしたクランク・ピストン図解はWPC加工をしてくれているエヌイーさんも分かりやすいと褒めてくださったんですよ!
内燃機加工してるプロの方に言われたのは、ほんとうに嬉しかった…(>∀<)
とまあ内容は真面目(なつもり)ですのでお暇があればFZ250フェーザーエンジン修理レポシリーズ、読んでみてくださいネ^^
ところでどうして7年も前の日記を読み返してたのかというと…あれからちょこちょこカスタムやメンテや修理でお仕事を頂いている、件のフェーザーが始動不良で入院したため。
7年前の大手術の後もフェーザーのメンテや消耗品交換等、修理ご依頼下さっています。
しかし今回はちょっと重症っぽいので、ちょっと感傷的になってしまって(>へ<)
実は少し前からオーナー様から始動不良の相談はされてたのです。
しかしぐずりながらも何となくエンジンかかってたのが昨日ついに全くエンジンかからなくなり、入庫したのです。
オーナー様とっても心配そうにされてるし引き取ってきてすぐ調査開始。
ちなみにオーナー様いわく2・3番が火散ってないとのこと。
早速プラグ点検。
やっぱり聞いてた通り2・3番の火が散らない。
二か所一気に断線とか考えられないけど念のためプラグコード調べるが、やはり異常なし。
次は周辺の配線を調べると一部緑青(腐食)出てる端子があったのでお掃除してみました。
そして始動確認するとちょっと挙動が変わった!おおっ配線引き直せばなおっちゃうかも?…なんて甘かった。
やはりエンジンはかからない。引き続き配線や電装系をチェックしながらテスターで抵抗値を調べまくる。
そして分かったのは…イグナイター故障してそうということ。
これは非常にまずい。
FZ250のイグナイターはとっくに絶版なのです!/(^o^)\
そこで先日GSX400Sカタナのイグナイターをリビルドしてくださった業者さんを思い出し、店長にあの業者さん修理受けてくれないかな?と言うてみる。
ただ、あの業者さんスズキ車メインで対応されてるっぽなのでもしかしたら断られるかもしれない。
でも純正部品ないんだもんなあ、てことで一度ダメ元で問い合わせてみることに。
メールで業者さんに問合せし、ただいま返事待ちです。
これでダメって言われたらどうしよう。今までの修理が水泡に帰すのか?
それは私たちも辛い…悲しすぎるううぅ…orz
続く。