先日CRF250が入庫したよ～の続き。
フォークにオイルにじみが見られるので、オーバーホールと一緒にフォークスプリングを社外品（テクニクス製）に交換したいとご依頼を頂きました。
先月もセローにテクニクスのスプリング入れたなあ…今年はなんかテクニクスづいている？しらんけどｗ
セローの時は確か発注してから一週間ちょっとばかし納期かかったんですよね～。
でもそりゃそうだよなあ、フォークスプリングとかそうさいさい換えるもんじゃないし、バイク長く乗ってて一度も換えたことないなんて人の方が大半ですよね…多分。
だから納期がかかるであろう覚悟をしつつも、ご依頼＆車体をお預かりしてすぐスプリングを発注しました。
そしたら…もう来たんですけど？！！汗
正確に申しますと日曜の夕方に発注したところ、火曜日の午後には到着していた。
注文した問屋さんは日曜休みなので実際は月曜の朝にオーダーを入れたのと同じ扱いです。
それが次の日には到着してるってなんとスピーディな扱い！最高～
＼(^o^)／
今回はたまたま問屋さんが在庫を持ってたっていうオチなんですけどね。
ともあれ早いのは非常に助かります～非常なスピーディさにちょっとおったまげですがｗ
さておき早速オーバーホールしていきましょう。
…ていうてももうフォークあれこれの作業はこのブログでは見慣れた光景なので私が伝えたい所をかいつまんで言いますと、CRFのフォークは左右非対称で、スプリングは片側にしか入っていないらしい！
店長から聞いて んなアホな からの～ 何でやのん意味わからないｗ と、とにかく困惑。
が、分解風景を見てたら確かに言うとおりで、テクニクスの方も左右分ではなく一本しかスプリングが入ってなかった。まあ純正がそうなんだから当たり前かもですけどｗ
なので写真に写っているバネは新旧一本ずつで、上のほうがテクニクス製・下がノーマルスプリングです。
こうやって並べてみると長さや色が違う、あとテクニクスのが巻きが強めだなあ。
これに換えたらきっとがっつりコシが出るんだろう！
さておきオーバーホール作業ですが、片方はスプリングが新しくしつついつも通り中の部品を洗浄して組み直しました。
そしてバネが入っていないという反対側ですが、こちらも部品を一度抜き取り洗浄してからフォークオイルを交換するわけですが…
やはりバネは無くって、代わりにロッドみたいなのが入っておりました。
店長は こっちはアブゾーバーだけってやつ と説明してくれましたが、アブゾーバーてなんだっけ？バネ入ってないサスって意味なんだろうなしかし横文字で言われてもなんかピンとこないというか何というか、ただ私の知力の問題かそれとも今食後で眠くてぼーっとしてるからかな…汗汗
でも交換してる様をよ～く見ててピンときた！ああオイルダンパー的なアレね って。
15年ここで働いているのにこの程度の知識量です。どうもどうも！（笑）
こういう左右で違うサスってのが今のトレンド？？らしい。
トレンドって…そんなんあるのか。ってのと左右形違って乗り心地変にならんのだろうかという疑問がぐるぐるです／(^o^)＼
でもフォークって左右はあれどどちらもがっつりトリプルツリー（車体）に固定されてるしバラバラの動きはしようもないからそんなこと気にしなくていいのかな？…いいの？ホントに？ｗ
…とこのあたりで私の頭の理解力を突破したので考えるのを止めましたが、最後にふと思ったのは、
左右違う具が入ってるてことは左右で重さ違うのかな？
ならタイヤ交換の時に必死にバランス取ってるけど、アレ意味あるのかな…それ言い出したら右片方に一本出しのサイレンサーとかも重量バランス右寄りになってるっぽだよね？なのにタイヤのバランスって…ｒｙ
まあ、そんなのも踏まえた上でメーカーさんは設計してるんかな～？ってぐずぐず思っている間にオーバーホールは終わっていた。
作業後ちょっこしフロントに荷重をかけストロークさせたら、ぐっと踏ん張る感がある、みたいです。店長がそう言うてました！
CRFのフォークは元々がダートで元気に走るにはちょっと脆弱という噂なので、これで走りやすくなったらいいなぁ＾＾
ということであっという間にCRFフロントフォーク修理完了で～す。
