先日から話題にしているGB250ですが、ケース断面の下ごしらえも無事済んであとは部品の入荷待ち。
そんな合間をうまいこと狙って?別のお仕事というか数日前に予約頂いていたお仕事の部品が入って来ました。
頂いたお仕事とは、先日オイル交換したGSX1100Sオーナー様から頂いた前後タイヤ交換&フロントフォークオーバーホール!
入庫したのが火曜日の夕方でしたので、入ってすぐタイヤは交換してしまっています。
オーナー様と相談して今回ブリジストンのT32をチョイス。
新しいタイヤって溝がしっかりして、ぷりっとして、いいですね!^^
さてタイヤ交換したその勢いでフロントフォークもやってしまおうかとも思ったのですが、フォークって意外とやり出したらなんかイレギュラーな事が起きたりして時間がかかることがあるので、無理せず休み明け(今日)に作業をずらしました。
そんなで今朝カタナ整備の作業を再開。
そこで表題の、スライドメタルが抜けない!事態が発生。
プーラーがっちり締めこんで、しばいたりなんやかんやしても中にがっちりはまり込んで動く気配が無ーーーい/(^o^)\
いやあぁぁ、火曜の夕方フォークに着手せず今日に作業ずらしてよかった!フォークは一度ばらしてしまったら元通り組まないと車体全く動かせなくなる為その日中にやりきらないとどうしようもなくなっちゃうんですよね、こと収容スペースの限界点が低い当店は^^;
しかし朝からやってるから時間に余裕はあるっても、めちゃくちゃがっちり食い込んでしまっているメタルを取らないと作業が進められない。よかった~言うてる場合でもなかったり^^;
ともあれしばいてもメタルが食い込んで全然動いてくれないので、プーラーをがっちり噛ませて、プーラーにスライドハンマーを引っかけて引き抜くことにしました。
これ、へこんだタンクのエクボを引っ張り出す為に買ったんだけどな…最近は板金的な用途では全く使えてなかったりするww
さておきスライドハンマーを使っていざプーラーを引っ張ってみました、しかしメタルは全然動いてくれません!!><
そこで私がアウターチューブの上に乗っかって体重をかけ、店長がスライドハンマーを引っ張るという少々乱暴な手法に出てみました。
しかしスライドハンマーをストロークさせる都度、動くのはメタルでなくてアウターチューブ(と上に乗っている私ww)
自分で言うのも哀しいですが結構どころかかなり重量あるんですけどね、私…/(^o^)\
ここまでやってもメタルがびくとも動いてくれないので本当はやりたくないけど仕方ない…削ることにします。
リューターをアウターチューブ内部に突っ込んでちょっとずつメタルを削ります。
チューブ側を削っちゃわないように気を付けながらちょっとずつ削ったのち、再びスライドハンマーでガンガンやったところ、抜けました!
おまえぇぇ~手こずらせてくれたな~!
まあでも無事摘出できたので良かった!さあ続けて中を洗浄して組み直していきま…え?
もう一方のフォークもメタルががっちり食い込んで取れないですと?(@@;)
つまり…同じ作業をもうワンセットやらないかんのか…わはは(;'∀')
結局同じようにハンマーでガンガンやっても取れずリューターで削ってあれこれ、全く同じ工程を行いましたとさ…。
結局朝からがっつりほぼ一日このフォークをいじってたーーー!\(^o^)/
でもなんとか今日中に終わらせられたし!よかったー!ってことにしときます。おしまい。