今日はちょっと個人的に忙しかったので短めかも…とか言いながらスーパーカブエンジン分解の続き!
まずオイルポンプギヤががっくがくになってることが判明。
ちょっと分かりにくいですが矢印の部分がギヤです。本当は溝の中央くらいにあるのが脱落してしまってます。
実際どんだけ破損してるか確認する為エンジンカバー開けます。そして摘出したオイルポンプギヤを見せてもらいました。
んん?これ真ん中どうなって…あ~ここから脱落したのか。
ていうかこういう、ずーっと回転してる部分の根元が樹脂ってどうなの…歯の部分が金属なんだから根元まで金属にできんかったのでしょうかね(。。;)
でもってこのエンジン、初めに壊れたのは昨日日記に書いたカムチェーンガイドローラーかこのオイルポンプギヤなのか、どっちかはわかりません。ですが中で樹脂が沢山砕け散ったようです。
ということでオイルストレーナーにどんだけ残骸が溜まっているか見てみますかね~。
ちなみにオイルストレーナーはドレンボルトのすぐ上、ここ↓にあります。
この写真では分かりにくいかと思うのでストレーナーの部分をズーム!
樹脂ぎっしり\(^o^)/
でもこれ見てると、樹脂がオイルの通路を塞いで焼けたのかな、オイルポンプギヤが破損してオイル循環しなくなったって可能性もあるよなあ、なんて思ってきました。
ただ一つ救い??だった発見は腰上しゃぎしゃぎに焼けていたけどもクランクシャフトは生きてたってこと。
それでもそれ他の所壊れまくっているのでそこそこの修理費になるのですが…。
総括:中国生産になってからのスーパーカブ(←国内生産モデルはこんな壊れ方しません)は走行5万~7万㎞くらいでオイルポンプギヤとカムチェーンガイドローラーは交換した方がいいのかもしれない。ことビジネスユースの場合は10万㎞とか普通に使われることが多いので。
こう書くとなんかえらい大変そうな事せんならん?て見えるけど、どちらもケース割らなくてもカバー外して交換できる部分らしいので、腰上触るとかよりもよっぽど簡便に換えられるそうな。
とまあエンジンを分解してみて色々見えてきたこともあって面白かったです!おしまい。