朝からPCXの外装交換に取り掛かっております。
傷が入った部分を外し、新品外装に交換です。
こないだも書いたのですがPCXを始め最近の原付外装はネジ止めじゃなく、ツメをくぼみにはめ込み取付するタイプが多く、脱着にめちゃ気を使います。
今回は外装を新しいものに換えるので最悪外すときに割ってしまっても大丈夫ではあるけど勿論そんなことしたくないし、はめ込むときも割ってしまわないかってドキドキするんですよね。ちゃんと取り付けできたらできたでツメがはまった時の音か『バキィ!!』って結構でかい音するのも心臓に悪いし。
そんなでミスらないように気を使いつつ交換作業をしていたら、先日タイヤ交換時ですよ~とご案内してたDio110のオーナー様が交換にお越しくださいました。
時間に猶予があるPCXはちょっと待ってもらい先にDioのタイヤ交換していきます。
前後だったので1時間弱かかりましたが、無事交換できましたヨ~^^
そして次はJOGへと作業は移ります。
こちらのJOG、Dioのタイヤ交換開始前にご来店されたのですが、スピードが30㎞くらいしか出なくなってきたとのことです。
エンジンかけてすぐのときはそうでもないのに、走っているうちに速度が出なくなるのだとか。
車体預ってじっくりお調べしないと原因分からないかも~ってことで代車をお貸出ししつつ車両お預かりしましたが、Dioのタイヤ交換作業が終わったので、いざじっくり調査です。
まずエンジンをかけてみると、どこかしらに異常があることを示すワーニングランプが点灯していました。
実際どこに異常があるのかを診断する為、外装一部分解し診断機を接続します。
すると診断機から冷却系のエラーが読み取れました。
こちらの車両は仕事でお使いなので結構距離走っておられます。
なのにクーラントを交換した記憶がない!なのでもしかしたらクーラントがめちゃ汚れてるか減ってしまっていて、それでエンジンの冷却が出来ていないかも?
…という想定の下にラジエターからクーラントを抜き取ってみます。
すると出てきたクーラントは↓
…これ出てきた言うんかなw
原付なのでラジエターもリザーバタンクもそない大きくないので本来の液量も知れてるとはいえ、こりゃいくら何でも少なっ!っていう量です。
めちゃ車体傾けつつゆさゆさしても出てこん~~!
冷却水が無くちゃんとエンジンを冷却できていないとセンサーが読み取り、あえてエンジンの回転が上がらないようセーブがかかった為速度が出なくなったようです。
解決策としては冷却水を補充するべきなんですが、その前にウォーターラインを洗浄するのと、中に液体入れたらワーニング消えるのかどうかを確かめるためにラジエターキャップから水道水を入れます。
そしてここで試乗してみると、ワーニングが消え速度も出るようになりました^^
ちょっとエンジンぶんまわしながら走行したからウォーターラインのうがいも終わっただろ、ということで水道水を抜き取り今度はクーラントを入れます。
そうして再び始動確認すると、エラーは出ずスムーズに吹け上がってくれたのでこれでとりあえず様子を見て頂くことにします。
JOGの修理が終わった後はPCXの残りの作業を進めていたらほぼ終わった頃に常連様がFZRに乗ってご来店♪
先日車検でお預かりした際に追加でご依頼下さったハンドルグリップの交換をするためにお立ち寄り下さったのです。
先に取り寄せしておいたグリップに交換。
このグリップよく見ると外側のほうに行くにつれ太くなってるのが分かりますでしょうか?握ってて疲れにくい形状らしいのですが、まあそれより程よい硬さで疲れにくく耐久性もあるとのことでこちらをチョイスさせて頂きました。
実際に疲れにくいのかどうかはオーナー様に乗り込んで頂いてまたインプレッションしてもらいましょう!w
と結構間開けず立て続けに作業していったので店長疲れてない~?って聞いたら重なってバタバタしたわけでもなく全部スムーズに消化できたから問題なしということでした^^
まあ私としては作業を横で見てるだけということもありますが、仕事がスムーズに終わるイコール売り上げあがるいうことでいやあ嬉しい!お客様に感謝しかないですよね~^^
と、ここで閉店時間が来ましたのでまた明日ノシ