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14日の日記に書いた、Sワークスさんのカフェカブコンテスト6位に見事入賞したカブですが、見た目だけでなく中身もカスタムしておられます。
ぱっと見ぃは分かりませんが、実はあの車両カブ90カスタムのエンジンを搭載しているんですね…^^
さらに抜けの良いマフラーを付けている為、なかなかえー加速するらすぃ…w
C50とC90はエンジンハンガーが同じだし見た目もほぼ変わらないので、そりゃぱっと見分からんやろ、って話ですが^^;
ちなみに、エンジンは当店で載せ換えさせて頂きました~ドモドモ~(^^ゞ
さて。このSワークスさんのエンジンですが、現状のエンジンを活かしてボアアップという手もあったのにわざわざ90エンジンを探してきて搭載したのには、積み替えがラクだという理由からではないのです…。
実はC50とC90ではオイルポンプが違う為、エンジンの力をフルに使う(であろう)SワークスさんにはC50のオイルポンプでは不安がありました。
万が一潤滑不良を起こしたら…と考えると、強化オイルポンプを入れるかエンジン丸ごとで、ってなるんですね。
そしてもう一つ懸念事項が。
元々車体についていた50エンジンの信頼性が低いということ…。
実は当店以外のルートで入手された車体なのですが、購入されてすぐパワステに点検で持ち込んで下さいました。
その時出てきたオイルがシャバシャバ…どうもオイルにガソリンが混入している模様。
現状キックを踏むと圧縮はあるが、エンジンにダメージがあるかもしれないなぁ…と、そんな状態でした。
ピストン?リング?バルブシール?とにかく、エンジンオーバーホールした方がいいかもしれないというような雰囲気が漂っていたわけです^^;
そんな背景もあって90エンジンに積み替えをし、お役御免になった50エンジン、それを今バラしております。
さて・先の懸念事項が実際はどうだったのか…見てみましょう♪
ヘッド/バルブ→カーボンの堆積が酷いです。
ピストン→やはりカーボンがこってり積もってますね。さらに、ピストンリングより下にまで汚れが見られます。オイル上がりの兆候?
エンジン丸ごと換えるという選択は正しかったようで…事後ですが実証されてちょいと嬉しいw
それにしても感心・すごいですねーカブは。
こんな状態でも普通に走ってたんだモンなぁ~本田宗一郎さまの偉大さを再確認。
ところで、不要になったこの50エンジン、理論実証の為に開けたわけでは・決してないのです。
店長は信念を持って整備に当たってますが、それでもそこまで我強くないですよ~(笑)
これには少々訳がありまして…訳ですか?
Sワークスさん(オーナーさん)がナイショにしたがってるかもなので、知りたい方は直接聞いてください。
も~色んなオーダーしてくれるんですよねぇぇ☆Sワークスさんったら…*´艸`)ふふっ。