昨日のことなのですが、近所の新聞屋さんよりスーパーカブ50の修理依頼。
前からエンジンの調子が悪いと相談されていたのですが、エンジンオイル交換の際も出てくる量が異常に少ないため中でオイルが燃えてしまっている様子。
新聞屋さんの車両は毎日のように配達で使用されているのであまり長い間お預かりすることができません。
なので先に換えないといけない部品を取り寄せ、部品が揃い次第入庫してもらい一気に修理という作成です!
修理途中に追加で換えないといけない部品が出てきたら、そのときは追加で取り寄せしなきゃなんですが、まあその時はその時で待って頂かないと仕方ない。
エンジンを開ける修理は部品より工賃の比率が高いので、開けたついでに~ってアレでピストンやピストンリングといういずれ摩耗するようなものは換えちゃうのがセオリーですので、まあそれ以外に換えないといけないものが出てくるって恐らくないと思うのですけど。
ちなみに今回はオイル下がりしてる感じなので、ガスケット類やピストン・ピストンリングと共にバルブステムシールも取り寄せしてます。
準備は整ったし、車両も入庫したのでいざ修理開始です☆
まずはマフラーを取り外す。
するとそれだけでオイル下がりにより本来燃えるべきではないオイルが燃焼してしまっているという事がわかりました。
オイルの燃えカスがエキパイ内壁にまとわりついて、径が半分くらいの大きさに。
(赤い丸の部分が本来のエキパイの内径、つまりそれより内側は全てオイルの燃えカスが堆積している)
さらに分解…とここで私お出かけしないといけないので続きは戻ってから。
そうして私が出かけたのが昼過ぎ、そして戻ったのは夕方。なのですが。
戻った頃にはカブの修理が全て終わってた、だと…?( ゚д゚)
エンジン写真撮れずぐふう…orz
仕方ないので、修理の際抜き取ったピストン写真でもあげてみる。
抜き取ったピストンはスカート部分にはダメージがなく7万㎞走った車両にしてはいいコンディション、しかししっかりとカーボンが堆積してるのでやはりオイル下がりしてたみたいです。
ステムシールも打ち換えたのですが、取り去ったステムシールはもう原型留めてないし捨ててどこ行ったか分からない。
えーと。んーと。でもって…
車体も返してもうて、写真も撮ったものもう無いしこれ以上書くことがない。
チーン☆
とまあ店長がさっさと修理してしまったので修理レポとしてはかなり不完全燃焼な感じになってしまった。
が、お客様的に急いで直さないといけなかったのでまあ、仕方ないということでお許しを^^;