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注)イリジウムプラグのことではありません。
昨日、ある車両が持ち込まれました。
自分でスパークプラグを交換し、エンジンをかけようとしたがかからない。
しかし続けてクランキングすると異音!恐ろしくなり、当店にご来店されました。
診させて頂いたら、プラグホール近辺に砂ホコリが乗っていました。
どうやらオーナーさんが古いプラグを外した際に燃焼室内に砂が入ってしまったようです。
私は修理出来ないんで知らなかったんですが、店長はプラグ替える前は、エアーガンでプラグホール周りの汚れを吹き飛ばしてから作業するそうです。
中に入ってしまった砂、どうなってしもたかな…シリンダーやピストンにキズいかせてなきゃいいけど(汗)
心配なので朝からエンジン開けてチェック。
ピストン、大丈夫でした!
シリンダー、ごくうっすらと縦キズが付いてましたが、何とかなりそうです!!
そして、ピストンのトップ部分には落ちた砂が何粒か乗ってたそうで…思い切って開けてヨカッタ^^;
しかし砂がどこまで回ってるか分からないのでバルブのステムシールなどは交換しておきましょう。
エンジン開けたからにはガスケット類は勿論交換です。
オイルも抜き取ったから、入れ替えないと。
プラグ交換から何だかえらい高い修理になってしまって気の毒ですが、仕方ない…。
しかし今回はまだましかもしれませんね。自分でプラグ交換したはいいが、きちんとプラグホールに収まってないのに無理やり締めこんでヘッド損傷させた人の話も聞いたことがあります^^;
そないになったらもう直すより中古のエンジンに乗せ変えたほうが安く上がるかも?ていうくらい修理代かかります。
どんなに安易に思えるような作業も注意が必要だということですね。うむうむ。