POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

クラッチ修理依頼から生まれる疑惑

 当店は他店購入・個人買バイクも喜んで修理いたします、と店頭に掲げてあります(明らか私の手書きでwww)。
 それの効果かさてわかりませんが、開店14年目になってもミッション車の修理のご依頼をご新規の方から頂くことがあります。
 ありがたいことです^人^

 ただ、たまにわーこれはどうしようもないなーって車両だったり、修理できないゴメンナサイするときがあります。
 ご新規で依頼下さる方は結構な確率で先に問い合わせの為に電話や来店して確認をしてから持ち込んで下さるんですが、それでも無理~てなるときはあります。
 なるかならないかは現物見てみないと判断できないんですよねやはり。

 先日も新規でお客様が来店されクラッチの修理をしてもらう事はできますか?とお問い合わせ。
 車両はバリウスⅡ。店長の好きなカワ車、つまりばっちこいです。
 一度持って来て下さいーと言うと近々持ち込みます、と仰り帰って行かれました。


 で、帰ったあとにふっと浮かんだんです、クラッチ修理?…大丈夫かな?!!と。


 お越しになられたのは若いお兄さんでしたが話し方もきちんとされていた。
 でもクラッチ修理かあ…。

 クラッチって、ある程度使用したら消耗するものではありますが、消耗しやすい使い方っていうのもありまして。
 暴走族とか旧車会の方々がやる、アクセルを小刻みに開け閉めする、アレ。
 ほら、ファンファファファファファ…てやってますやん…て擬音で伝わるでしょうか?w
 あれ下手にやるとクラッチ板がずんずるに滑っちゃうんですよ。

 そしてそういう操作をする方ってのはそれなりのバイクで><;

 それなりのバイクってのはつまり『三段シート』『激絞りハンドル』『音量規制アウトな爆音マフラー』などを装着したいわゆる違法改造または公認改造であってもそれに近い車両のことで、そして迷惑行為に繋がる騒音・運転をされるであろう車両。
 当店ではこのような車両はどんな事情であれ一切修理はいたしませんし店内に一切入れることはいたしません。違法行為には加担できないのです。
 なのでこちらも修理できないゴメンナサイ事例になります。

 先ほどご依頼下さったバリⅡさんがそんな車両でないことを祈る…><
 と心配していたら、持ち込まれましたバリⅡさんが。

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 タンクが後塗りっぽいけど、でもヤン車とかではなく普通だった…ホッ(^-^;)
 てことで杞憂でしたし普通にクラッチ修理をしまーす\(^▽^)/