雨です。お客来ないです(笑)
こういう時こそ集中力のいる仕事をすべきでしょ!
ということでTZRのエンジン部品をWPCモリブデンショットに出すべく準備します。
今日にもピストン+周辺パーツが入ってくる予定ですので速やかに、しかし確実に行いましょう^^
久々にホーニングマシン↓を使ってシリンダー内壁に新たなクロスハッチを刻みたいと思います。
タコみたいに広がってる足の外側にはヤスリがついています。
これをドリルに装着しシリンダーにつっこんだ後回転させてホーニング加工を行うという代物です。
しかしこいつをドリルに装着して使ったことは一度もない。
何故かというと、ドリル回し過ぎたぜ もしくは 一部に力かかり過ぎたぜ なんてことになってシリンダーがパアになったら目も当てれませんので…。
シリンダーなんて高額パーツ雑に扱えないのです。
これから触ろうとしているTZRのシリンダーは新品売ってないんだし、余計ビビります。
ならば加工に出す先で再ホーニングもしてもらえば確実なんですが…外注するとご費用結構するんで…うちで出来ることはやっておけば修理代節約できるので~^v^;
話逸れましたが、手動ホーニング(略して手ホニ←造語)開始!
シリンダー内部に潤滑用のオイルをなじませた後ゆっくり丁寧に慎重に、均一にヤスリが当たるようホーニングマシンを往復させていきます。
手ホニ後のシリンダー↓こんな感じです。
ホーニング前↓もまあまあ綺麗でしたが…
こうして見比べるとホーニング後は全体に綺麗にクロスハッチが刻まれているかと思います。
この適度に刻まれた溝がオイル溜まりになり、ピストンシリンダー間の潤滑性を上げるのです\(^o^)/
さて、手ホニが終わった後は製造時からあるであろうバリをちょちょいっとリューターで削って整えます。
これで大体下ごしらえ完了。
ピストンたちが予定通り入荷したら一緒に梱包して加工に出します。
久々WPC加工パーツが見れる日がやってくるのね…楽しみ…♪
まだ加工に出してもないけどwwww
続く。