ここ数日根を詰めて看板製作にとりかかった弊害で、腰が痛い…だる重いし。
なんとか緩和する方法はないかな~と腰をトントンしながら、あいたたーと言うていたら店長にアンメルツ塗ったら?と提案が。
おお、アンメルツなら家にあるし塗ってみるか!
いざ。今朝着替えの途中で背中をべろんと出しながらアンメルツをたっぷり腰のあたりに塗っていたその時、悲劇が起きました。
背中だから自分ではよく見えず、かがみながら手探りで背中に薬液を塗り込んでおりました。
するとどうやらボトルの角度が悪かったようで余分に薬液があふれ、それがつーっと勢いよく下に伝い流れ…。
そして今。
腰痛とか忘れるくらいお尻が、スースー!
超スースー!!
しかし、もしも私が痔持ちさんだったらスースーどころでは済まなかった。
不幸中の幸いかもしれないなと考えたところでどうやら変な方に思考が行ってることに気づいたのでこれくらいにしておきます。
あ、でも最後に一つ言うておきます。
皆さん背中にアンメルツ塗るときは注意でっせ!\(^o^)/
さて、本題。
先日いつも当店をご利用くださるお客様からエンジンがかかりにくいということで車両が持ち込まれました。
エンジン始動を試したところ圧縮低下が疑われるため高額修理になる可能性が高い上使用年数的に潜在的な不具合もあると告げたものの、直してほしいとのことでエンジンを開けています。
このJOGは原付が4スト主流になってすぐの頃から耐久性が高くパワーもそこそこあり、乗り心地もよいことでコスパがよい車両と私たちは認識していて、実際お客様にもお勧めしてきた車両です。
しかしどれだけ優れた品でも壊れるときは壊れるってことで。
このJOGはかなりの台数販売してきたので修理する機会も多いので、症状と走行距離的に燃焼室に問題が発生しているのだろうという予感はありました。
で、実際エンジンを開けてみると、なんとギリギリセーフ!
ピストンにうっすら当たりの痕があるもののまだ浅いものでした。
交換はしないといけませんけどね。
何よりよかったのがシリンダーに傷やホーニングの薄れが無くそのまま使えそうだということです。
同症状で過走行のJOGによくみられる症状は、燃焼室の中でピストンリングが破断し、ピストンとシリンダー、そしてヘッドががぎたぎたになるというものです。
去年はこの壊れ方が結構発生したんだよなあ。
例えば、こんな↓感じに。
それを考えると、今回エンジンを開けているJOGはリングがかなりへたれているものの破断していないので被害はかなり少なめです。
ピストンやピストンリングは換えて、あとは細々とした部品を換えればいけそうです。
エンジンパーツの中でもシリンダーやヘッドは交換するとなると高額になる為このあたりが生きてるのは大きい!^^
さて、必要部品は拾い上げたのですぐに発注して、到着までのあいだに周辺の清掃や修正をしていくことにしまーっす♪