5年前に新車で販売したVinoですが、いざ買ったものの怖くて乗れなかったということで、走行500㎞ちょいという極低走行で帰ってきてしまいました…(´・ω・`)ｼｮﾎﾞﾝ
このように通学や通勤に必要だと思って買ったものの怖くて乗れないとか、転勤になって使う環境でなくなったとかで購入後ほとんど使わないまま帰ってきてしまい奇跡の中古車爆誕！ということがしょっちゅうはないけどたま～に、数年に一度くらいかな？発生します。
ちなみにこの車体は現行で販売されているVinoの一つ前のモデル、ヤマハエンジンが乗ってた頃のGロックがついたヤマハ製造での最終型ビーノです。
本当に全然走行されてないので外装めちゃ綺麗だし、このカラーリングは人気色だったんですけどねえ…勿体ない～＞＜
でも使わず置いたままにして劣化させていくのももっと勿体ないですよね。
ということで当店で買い取りをさせて頂きました。
このままさっと磨いて店頭に！…と言いたい所なのですが、5年ほぼ使わなかったことによって不具合が起きる可能性があるのでその対処をしてから店頭に並べようと思います。
ずっとこのJOGエンジン（4ストJOGとVinoは共通のエンジンを搭載しています）を触ってきて気づいたのですが、どうも長期放置するとウォーターポンプのシールが抜ける傾向にあるようです。
それがどれくらいの期間で抜けるってのははっきりと分からないんですが、とにかくずっと動かさなかったことでシールの柔軟性が損なわれていって、なのに急に普通に動かしたらシールが抜けるのだと思います。
ちなみにウォーターポンプのシールが抜けると、冷却水が燃焼室側に流れていってしまい、冷却水不足（そしてワーニングランプが点灯）になりエンジンをうまく冷やすことができなくなります。
さらに燃焼室に水が流れ出すことでエンジンオイルが水分で希釈され潤滑作用が低下し、最悪エンジンが焼き付いてしまいます＞＜；
いくら外観が新車バリでもエンジンがすぐ壊れてしまうのはダメですよね～てことでウォーターポンプをオーバーホールします。
あとは分解ついでに全体ザーッと清掃しつつ点検したりバッテリー交換したり…それが終わったらやっと店頭に並べようと思います。
前オーナー様のお役にはあまり立てなかったのは残念ですが、新しいオーナー様には沢山使ってもらえるといいな～。
まあまだ成約どころか店頭にも出してませんけどねｗ来週には店頭に並べれるかもです。おしまい。
