POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

重なってまして

 今日はあるお客様からエンジンかからなくなったとのことでスクーターの修理依頼がきまして、引き取りに行ってきました。
 そして早速分解しています。

 電話で連絡頂いた時点で多分カーボン噛みだろうなあとは思っていましたが、やはりそうでした。

 このToday(AF67-FI)系のエンジンまじでカーボン噛むなあ。(あと、レッツ4も)
 FIにモデルチェンジする前のキャブ車だったAF61Todayはスピード全然出なかったけどこういうカーボン噛みはあんまり無かったし車体価格も安かったからまだましだった。

 カーボン噛みはすす汚れの堆積が原因なので故障とまでは言いにくい不具合ではあるものの、だからこそ質が悪いと私は思っています。
 だってこれ改善しようがないんですよね。
 エンスト症状発生したらお掃除する、もしくは発生する前にフューエルワンなどのクリーニング効果のある添加剤を予防的に投入し続けるっていうくらいしか対処法がないんですよね。

 ヤマハの2ストが20年以上経ってもまだ元気に走る姿をちらほら街でみかけるのに、初セールスがおよそ15年前のToday(AF67-FI)系の車両がぱったり見なくなったのはこの持病ともいえるカーボン噛みが大きい要因なんではないかなあと思います。
 
 若干悪口っぽくなってしもうたですが、これは私の個人的な感想ですので。という何から逃げてるのか分からない言葉を吐いて、さあ話を修理に戻します!

 いうていつものカーボン噛み対処なので特段珍しいこともなく…隙間からカーボン溶かすケミカルを投入しての処置です。

 少し漬け置きしてからキックスターターを踏んで全体になじませたらエンジンを始動、空ぶかしして燃焼させつつ中の汚れを吹き飛ばして完了☆てことですぐお返しすることができました。
 こちらのオーナー様パワステを1㎞以上北に上がった所にお住まいの方だったので原付必須みたく、即日直ったことに喜んで頂けました^^

 パワステは基本スピーディな修理を心がけてはいるんですが、喜んで頂けるとやはり嬉しいですね!
 ただ、今うち的にも即直さないといけない状態だったんです…それは

 またちょっと修理が重なってるんです汗
 一日でわわわーと修理預かり案件が増えてしまいまして。

 それでも車両の収容スペースは今比較的余裕があるんです。
 昨日修理で預かっていたゼファー1100はお返しできたし、新車のニュースギヤも納車できたので。

 それでもちょっと長期で預かりはできないなあっていう理由は、今お預かり修理を受けているお客様方に全部代車出しちゃって、お貸し出しできる車両が全く無い…><;
 なので、代車要らないから修理してーっていう方は全然問題ないんですが、修理中に代車がご必要な場合今週いっぱいはお貸出しできませんので日を改めてください。


 小さいショップなのにこんな感じで修理をお待ちいただくこともよくあってすごく申し訳ないのですが、どうかご理解いただければと思いますm*_ _)m