いつもメンテご依頼頂く新聞屋さんがいらしてニュースギヤのオイル交換をご依頼頂きました。
これはオイル交換以外でも、そして新聞屋さんの車両以外でもやってることですが、作業の合間に前後のタイヤにエアを入れたりちょちょっとブレーキ調整したりという簡単な点検を行います。
今日も同様に、オイル抜きながら周辺点検やら調整をしてた店長が、なんかリアタイヤの回り方に摩擦っぽいものを感じると言い出しました。
修理に来て下さった配達のお兄さんに時間があるか聞いたところ今日の配達はもう終わったから大丈夫との事でしたので、リアタイヤ周辺を点検することに。
ブレーキかな?とブレーキワイヤーの調整をしてみたり動作させてみたのですがあまり変化がみられません。
もしかしたらリアホイールの中でシューがつっかかってたりなんかしたりするのかな?
何せ今点検している車両は走行11万km超とめちゃくちゃ過走行な上、当店の北側にある高槻インターよりさらに北に北、川久保のほうに上って行く超ワイルド山の手コースに使われている車両なので色々尋常じゃない消耗してる可能性があるのです。
まあまあ急な坂を上り下りするコースなのでもしブレーキに問題があったら大変ですから、マフラー外してホイール外して、でもって中のブレーキシューを見てみました。が…異常ナシ\(^o^)/
元通りホイールを組んでからタイヤをくるくる回す。するとやはり若干抵抗があるような、滑らかではない回り方。
ならば駆動側か~?ってことで今度はクランクケースを開けてみました。
すると…なんと、ドライブベルトがちぎれリーチ状態でした!
幸いベルト在庫があったし、換えますよ~?と了承頂いてから即交換作業開始。
新しいベルトを装着する前にいつものようにケースカバー内を綺麗に掃除しましたら、削れたゴムそしてケブラー繊維がいろんなところから出てきました。
作業途中に見てみてーこれやばかったよー?って持ち込んでくれた配達のお兄さんにも見て貰ったら、うーわーやばかった、切れる前に見つけてもらってよかった助かったー と驚きつつも喜んでくださいました。
何となく感じる異変に気づけてそしてこうして対処できたからきっと店長もスッキリしてるだろうな♪
こりゃ今日も仕事あとのビールが美味しいであろう!^^
おしまい。