http://motor.geocities.jp/takupower_sta/photo/gsx250hi.jpg
先日修理で預かったGSX250Sですが…
あまりな状態なので、修理をするかどうかじっくり考えてくださいとオーナーさんに言っていましたが、返事が来ました。
廃車することになりました。
オーナーさんも、この車体に愛着があったようです。
しかし学生さんなのでそうそう買い替えるのも、高額な修理するってのもきつい。
苦渋の選択です。
お客さんがバイクを降りるときって、皆さんそれぞれ事情があってのことですが、やはり寂しいです。
そして若者のバイク離れが激しい昨今、若手がバイクを降りるとこを見るのは本当に残念で仕方ないです。
ただ、それも仕方ないかなあ、と思います。
昔、バイクブームの時代にずっぽりはまってる年代の人だって、就職や結婚をするときに一度バイクを降りているってひと、結構いますから。
GSX250Sの彼もいつかオートバイの世界に戻ってきてくれたら嬉しいのですが、もしも帰ってこないとしても青春時代の一時期にバイクに乗っていたっていう思い出を築けただけでも、いいのかもしれません。そして、その思い出の一部を作るお手伝いを、ちょっとの間でもさせてもらえて良かったかな、と。
ぷ、ちょっと今日クサすぎたーーー?