POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

燃費向上委員会?!

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 うちの常連さんにTZR250乗りさんがいます。
 当店で販売したバイクで、このTZRをこよなく愛してくださっているのですが、いかんせん昔のバイク。そして2ストローク

 つまり燃費が、わるい(´・ω・`)


 昔は排ガス規制なんてなかったし、ことバイクは真逆でパワフルさやそれにつながる新しい機構がついてることが求められてた。
 それが今や環境問題の兼ね合いで2ストローク自体が生産されてないんだもんねえ^^;
 
 
 TZRくん、昔の良さをそのまま楽しみなはれ!ヽ(*´з`*)ノ

 …と言いきれないのは、一緒にツーリングに行くと、本当しょっちゅう給油してて気の毒ですし、実際航続距離が気になる。
 私のゼファー750を例にすると燃費は20/ℓ以上でして、一度満タンにしたら無給油でおおよそ300劼倭?譴泙后
 しかし彼のTZRはといえば…150卅?辰燭蕕發、ガス欠喰らわないかヒヤヒヤ。。。
 このあたり道やアクセルワークで大きく変わるので、ガソリンカツカツで走るわけにもいきません。
 ことツーリングったら市街を離れたところを走ります、ガソスタどころか畑しかあれへん~みたいなとこザラで通りますから…
燃費の悪さは維持費に関してだけでなく色々と不都合があるのです(^-^;


 で、前置きが長かったがw
 車体のパワーをスポイルすることなく燃費の悪さをどうにかならんかと、試しに作ってみた加工リードバルブ。
 リードバルブったらえーと、キャブから出た混合気が通る場所です。
 ここを通ってからシリンダーへ到達して、混合気は燃焼します。
 そのリードバルブに、パンチングメタルをちょいっとつけてみます。
 これの意味はなんぞや?といいますと…。

 混合気ってのはキャブから噴出された霧化したガソリンです。
 キャブがガソリンを霧化するのは、粒子が細かくなればなるほど燃焼しやすいからとか。

 ここでまた説明に話それちゃいましたが、先ほど話に出たパンチングメタルはなんぞやに戻ります。
 霧化されたガソリンがリードバルブを通る時にパンチングメタルにぶち当たって、ガソリン粒子がさらに細かく引きちぎられると
さらに燃焼しやすくなり、より完全燃焼に近づける
つまり使うガソリンは同じだけど仕事の効率があがる!!

 …のではないか~?というホントかウソか?な話を耳に挟んだわけですw

 丁度TZRくんが使わず持っていたスペアのリードバルブがあるので、今回加工にチャレンジw
 材料費は数百円でしたぞ!
 実際の効果のほどは…実際取り付けてみんとわからんですが、ダメ元でTZRくんに使ってみてもらおうw