ここ数日早めに年末にしないといけないこと片付けていってたんですけどいざ最終日になったらアレやってない
これ忘れてたみたいなのがちらほら出てきてしまった。
優雅な最終日を迎えようと思っていたのに…どうしてこうなった(・∀・ )
しかし追い詰められると力発揮するタイプなので、ぐあーっとがんがる!!
んで、やり残しちゃったら、来年がんがる、でいーじゃないw
とそんな適当なこと言ってる私をよそに、最終日でも店長は手を抜けない仕事に没頭…ゼファーの
エンジンと格闘しております。
昨日エンジンを全バラしました、昨日のこの↓写真には写ってませんけどちゃんと腰下までバラバラです。
年末ギリギリのこの日程でどうしてこんな慌てて分解したのかというと、クランクメタルなる部品を取り出し
たかった為です。
クランクメタルって、この↓アルミ製の半円形の部品。
矢印の部分にはめ殺しっぽく装着する部品です。
役割としてはクランクシャフトとエンジンブロックの間に隙間を作りその隙間にオイルを流通させ焼き付かない
ようにすると言いましょうか…うまく説明できないーーーw
とにかく高速回転をし続けているクランクシャフトが直接エンジンケースに当たった状態では摩擦ですぐ
高熱になって焼き付いてしまうんで、それを防ぐためのものです。
でもこのメタルてーヤツもオイルを抱えてはいてもずっとクランクにより発する熱や力にさらされ続けている
ので、オーバーホールするならぜひとも交換をしておきたい!てわけです。
なら普通に部品取って変えりゃいいじゃないの?って言われそうですが、だめだめーーー><
実はこのクランクメタルってのは純正部品でも3種類サイズが有るのだとか。
エンジンブロックやクランクの形状を計測しクリアランスとして一番適したサイズのものを3種類から選び装着
しないといけないそうです。
なので、エンジンをバラバラにした後でないと部品を取り寄せ出来ないのです…( ‾⊖◝)
最適サイズを確定してメタルをオーダー!ってとこまでどーしても年内にやっておきたかった><
でも気合い入れて分解したおかげで計測もでき、メタルのオーダーも間に合いました!いぇいw
あとは燃焼室を綺麗にしたらエンジンを外注で加工してもらいます。
外注先に発送までやっちゃいたかったけどそれは間に合わなそう…でもきっと年末年始は外注さんもお休み
されてるだろうからここは慌てず丁寧に清掃・研磨作業。
ヘッドにケミカルぶっかけてしばらくつけ置きした後ごしごし。
んーやっぱりワコーズのエンジンコンディショナーはカーボン汚れがよお取れる。
取れすぎて私とかだと手にかかると一気にカブれます><
でも店長の手はもう慣れてるからカブれないらしい。鍛錬の成果?謎。
ともあれキレイになったからよし。
後で面をオイルストーンで研磨しよう。
バルブも再利用するので引っこ抜いて研磨。
2バルブ車だから研磨が8本で済むわー楽やーって言っちゃうのは1気筒あたり5つもバルブがある5バルブ
ジェネシスエンジンと比較してのアレコレでしょうか?ww
このバルブ磨く姿ももお新鮮味がないな。なんか店長しょっちゅうバルブ磨いてる気がするんだもんw
でもこのビフォアー・アフター写真はやはりおおーきれいになるのねーって感心しちゃう。
こんなにきれいになったらさぞ燃焼効率上がることでしょうwんふんふw
今日閉店までに全部磨き切れましたよーーーん^^
やりきったあw
まだ来年も年始からこのエンジンに向き合わなあかんけど!でも一区切りつけれた!
そんな達成感を感じつつ今から取引先さまと忘年会してきます!ぱーーーっと飲むぞーー☆
そんな相変わらずな乗りのパワステですが今年も一年お世話になりました。
これからも精進していきますのでどうぞご愛顧くださいませ。
新年は5日より営業、それまでこの日記もお休みさせていただきます。
すこし長い休みを頂きますがまた来年お会いしましょう!では皆様よいお年を^^/