さてお待たせしました!今日は帰ってきたゼファー1100のエンジンパーツを組んでいくぞーな話をするぞ☆
まず帰ってきた部品たちを一つ一つ、荷解きしていくとこから。
荷解きって大げさな…って思うかもだけど、実際荷解きですよ!(>口<;)
この↓写ってる部品もほんの一部ですし!w
こちらからエヌ・イーさんに送る時も、新品部品はパッケージに入ったそのままの状態で・中古部品は
破損しないよう軽く梱包して発送したんですが、加工された部品はすべて再びパッケージされて帰ってきました。
なので、全部開封して状態チェックして、加工油がついてるものは灯油で洗浄もしないとなのです。
ううーーむ、数が多いから大変そう!w
加工してもらった部品は全て重要な部品(だからこそWPC加工してもらってるわけですが)なので扱いには
気を使います、各部品の状態もチェックしながら組みたいし。できれば集中してやりたい。
丁度昨日あたりから寒波のせいでお客があんまり来ない!これはこれで悲しいけどチャンスだ!!涙
加工に出していたパーツが多すぎるんで全部開けちゃうとわけわからなくなりそう。
着手する場所のパーツごとで開封していこうかな、そして少しずつ確実に組んでいこうかと思います。
さてさて、まずは腰下・クランクあたりから!
クランク組みつつクリアランス測るプラスチゲージ作成(使う長さにハサミでカットしてる)、隙間計測しまーす。
↑ 緑と白の帯状のものがプラスチゲージ
ご存知だとは思いますがこのプラスチゲージなるものはシクネスゲージを差し込むことができない場所の
クリアランス計測に使うもので、計測したい所にゲージ(プラスチック片)を挟み込んで部品を規定トルクで
組みつけ、そのあと分解して間で潰れたプラスチゲージの潰れ具合でクリアランスを計測するというものです。
↑ ちなみにこれがシクネスゲージ
クリアランスを計測して、んでどないやネン…と謎に思っている私に店長が教えてくれた、これは念の為の
計測なんですって。
一応この車体のクランクのサイズにはこのメタルで大丈夫っていうサイズのものを取り寄せてはいるのですが
本当に大丈夫かどうか実際に組み付けてみて隙間を計測しているのです。
仮組みの後分解されたクランクの軸から出てきたプラスチゲージは矢印の先の白い物体。
この物体の潰れ具合を計測するとクリアランスが分かります。
横に添えている白と緑のしましまの紙はものさし。写真にはうっすらしか写ってないですがそれぞれの幅ごとの
クリアランス数値が書いてあります。
確認作業のために一度組んでばらして数値みて、それからまた組むとかメンドクサイ話ですが
それだけクランクがエンジンの肝でかつシビアにせにゃならん部分ということと思って下さい(´・ω・`)
もしクランクとクランクメタルの間の隙が規定値よりも狭すぎると、そこに介在すべきオイルが少なすぎて
部品が焼き付く可能性があります。発生熱量や負荷は相当かかるんでしょうねクランクって。
若干広すぎる分にはまあ、問題はないそうですがやはり既定値内のほうがベターみたい。
とにかく 隙間狭い→焼き付く ってのがないようチェックするわけということで!
んで、計測した結果ですが、1~4番のクランク全部既定値(数値には若干幅があります)の下限ぎりぎり
でした。つまり既定値内だから問題なしっ(>∀<)b☆
各クリアランス計測したけど全部問題なかった!よっしゃー本組みするぞー\(^o^)/
と、ここでわたし少々お出かけしないと…ってことで数時間席を外しちょりました。
んで、店に戻ると…
腰下、閉まっとるがなww早えぇwwww
だいぶ進んだし、今日はここまで^^