POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

T-MAXなう

 パワステには珍しくビクスク入庫してます\(^o^)/

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 ビクスク修理はお断り!

 …ってほどではないんですけど、正直店長がビクスク得意でないので敬遠してたらブームが去りビクスクを
触る機会がめっきり減ったのも手伝い、気づけば最新のモデルがどういう造りになってるのかサッパリ
分からなくなっちゃった。

 気づけば苦手な気持ちがさらに増幅しちゃってたよ…アワワ


 あと前から言うてますが床面積が狭いので預かると店内溢れかえるのでゴメンナサイっていう事情もある(。。;
 しかしこちらのスクーターは仲の良い方経由で修理して欲しいとの事で久々のビクスク修理なのです。

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 今ステムのベアリング交換してます。

 ビクスクってやっぱデカイなー!存在感すごい、車体色が黄色だからよけい存在感あるしww
 この車両T-MAXといって500ccだったかな…とにかく大型免許持ってないと乗れない車両です。
 外装だけでなく排気量もデカかった^^
 ちなみにこのT-MAXメーカー曰く、ただのビクスクではない!んですって。
 
 私からしたらWhy??どっからどう見てもビクスクやーんwてアレですけど^^;;;;
 排気量がデカイからか?と思ったけど、店長に聞いたらそれだけでもないみたい。

 フレーム・サスペンション・ステアリング普通のスクーターよりきっちり作り込みがされているため乗り心地
バンク角など)はスポーツバイクに近い味付け。
 エンジンは専用設計でDOHC水冷4バルブ2気筒、しかもメッキシリンダーだってぇぇ!
 しかしながら積載性やタンデムの快適さというビッグスクーターの良いところも持っている。
 …等々、従来の“ビクスク”の概念を打ち破りつつ良いところを持ち合わせているのがこのT-MAXなので
ありまーす♪だそうだ(^o^)


 ほんまかいな(・∀・) ←疑いの目


 あれこれ言われても、ビクスクはビクスクじゃろがい。と思ってしまう私(ー。ー)
 ビクスクが良い悪いの話ではなくて。一般的なビクスクとT-MAXと、そない差がある?って思ってね^^;

 でも修理のために分解してる姿を見てたら、ああ成程こらひと味違うんやねえ!というのが分かりました。
 スクーターのフロントフォークって大体こんな↓形状してるんですよね。

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 わたしが手書きしたスクーター前足回りの図。(笑)
 わかるかなw

 とにかくスクーターもビクスクも大体こんな感じの短いサスなんです。
 しかしT-MAXは普通のスポーツバイクと同じ、トップブリッジまで貫通してる長いフォークなんですね。
 これ↓実際T-MAXについてたフォーク現物です。

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 ね、普通のスポーツバイクと変わらない形状ですよね!でも車体についてるとほとんど外装に隠れてるし
トップブリッジも外装外さないと見えないから普段はわかりにくいですけどね^^;

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 こうやって外装外した状態で覗き込むと…貫通してるでしょ☆

 …と、偉そうに説明してる場合ではない。
 ステムベアリング交換だ。はよ作業終わらせないと!ひつこいけどうちは狭いんだから!
 ビクスクがばらばらの状態でお店閉めるとか全然できないんだようおうおうお(汗汗汗)

 ベアリングってフレームの首根っこ部分に圧入されてるから抜き取るのそこそこ大変なんだけど、T-MAXは
外装の奥にベアリングがあるので取っ払うのちょっと面倒…。

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 ステムベアリング抜き取る特殊工具(プーラー)を使っても難航しました(汗)
 
 まあ、取れましたけどっw
 そして閉店の時間までにベアリング交換して元の形に戻せました。良かったでつ…^v^;;;