POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

久々オーバーホール

 先日修理でお預かりしたビックスクーターの修理をしています。

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 先週修理した黄色いバイク(バリウス)をお返しした際オーナー様がお父さんのバイクも直せますか~と仰ってたんですが、そのお父様というのがこのビクスクのオーナー様らしいです。

 このように親子でコミュニケーションが取れているって素晴らしいですね!
 そしてご身内を紹介下さるってことは信用して頂けてるのかなあとか感じて嬉しいし有難い!^^

 で、今回ご依頼頂いたのはフロントフォークのオーバーホール。インナーチューブにかなり根深い錆がありフォークオイルもかなり漏れていました。
 早速オーバーホールに使用するシール類そして新しいインナーチューブを取り寄せし、程なくして入荷したので早速オーバーホール作業開始です。

 考えたらビックスクーターのフォークオーバーホールって、パワステ歴を振り返ってみたら、どうやら二度目らしい…(・∀・)
 普通のミッション車は何度もやってるんですけど!まあ当店ビクスクのお客様がかなり少ないからなあ…汗汗

 やることはほとんど一緒なんですけどねー。


 あ。

 全く違うところがあったわ。



 ビクスクは、フォークのオーバーホール言うたらまず外装から外さないとなんですわ!

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 まあ構造上仕方ないんですが、外装外す作業がかかります。
 フォークが抜き取れるまで分解となるとスクリーン・アッパーカウル・ヘッドライトそしてインナーパーツ数点を外さないといけません^v^;;
 店長ビクスクそんなしょっちゅう触んないから…直せないってことは無いんだけど慣れてないんでちょっと余分に時間がががg

 でも慌てて組んで外装割ってしまうよりかはいいと思うんで慎重に外装外していきます。
 そしてようやっと露わになったフォークたち。

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 さあこっからはお任せください。全く危なげなくさくさくっとオーバーホールです!

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 ココはほんとミッション車と全く同じ流れですが…

中身分解して洗浄
    ↓
インナーチューブ磨いてから元の状態に組んでいき
(今回インナー交換するのでこの行程はないけど)
    ↓
オイルシール/ダストシールを打ち換え
    ↓
最後に指定粘度の新しいフォークオイルを注ぎ
    ↓
蓋をしたら車体に取り付け~~


 これで完了…違う違う!!
 その後外装組まならんのでしたorz
 ということで組んでいきます…


 あれ、さっきアッパー組みあがってたはずなのに、一部また外れている。
 どれが正解か、今↓思案中かな^^;;

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 ビクスクは美観とかいろんな問題でビスが表に出ないようになっているので組む順番を間違えたらやり直さないといけなくなるんです。
 だから外す時よりも組む時の方が倍ほど時間かかる!

 でも向き合えばいつかゴールできるでしょう。
 私は見ていることしかできませんのでニアニアしながら応援しておきます!
 がんばれーニアニア(・∀・)ニアニア