十年近く前に当店でご購入頂いた新車の原付が動かなくなったので見てもらえますかとご連絡がありました。
動かせないとのことなので早速お家に伺って引き上げてきました。
十年という月日は長いってことか…なんかシートがすごいことになってた(´・ω・`)
とりあえずなんで動かなくなったのか、そちらのほうの原因を調べて見積もってみようと思います。
肝であるエンジンが壊れて全くあかんちんだったら美観を直しても仕方ないし。
オーナーさんの話ですと元々パンクが原因で乗らなくなって、久々に乗ろうとしたらバッテリーが上がった
っていうアレなのでエンジンが決定的に壊れているという可能性は低そう。
ただし原付のバッテリーって結構値が張るので、それにプラスシートを交換したりなんじゃかんじゃってすると
そこそこの金額になってしまうのは否めない。
あーだこーだ言うててもしょうがないしエンジン始動を試みます。
ちょっと容量大きめのバッテリーを繋いでジャンピング。
キュキュキュと勢いよくセルスターターが回るんですが、かかりそうでかからない。
なんだろ。
この車両はインジェクション車だから変質したガソリンが燃料系に詰まることはないはず。
だからジャンピングしたらたいがいエンジンかかるんですけどね。
さらにセルを回して、強制的にかけてみます。
キュキュキュ…というセル音がなり続け、そして…何かがマフラーからふああっ!と出たっ(@ω@;)
藁?…あーこれは…虫の繭!
中身はもう巣立った後みたい。
長期放置車にはたまあにこんな感じで枯れ草や繭が詰まってることがあります。
原付マフラーの出口部分って虫が卵を産み付けるには丁度いい大きさみたいです^^;
高槻ってとかいなかっていう程で街と自然が近い距離にある為このような事がちょいちょいあるんですよね。
繭がぽーんと飛び出したあとは順調に初爆するようになったのでさらにセルを回したら無事始動しました☆
しかしまだまだ草がふわーっと出てくる^^;虫さん卵のために結構草詰め詰めしてくれたみたいで…。
まずはこの草たちを先に出さないとだなあ。
ちょっとお外でエンジンぶん回して排出してきまーーーっす汗汗