昨日入庫したパッツーを弄ぶの巻。
というかですね、弄ぶ前に前オーナー様の名義かかったままだからまず廃車しないとなんですよね。
ナンバープレートに貼られている自賠責保険のステッカーが平成19年っていう時点でお察しの事態ですが
登録時の書類など全て紛失されています。
なので車体に刻まれているフレーム番号の打刻を確認して書類をおこし、廃車手続きしようと思います。
さてそこで問題が。フレーム番号の打刻はどこだって話です。
90年台くらい?~ココ最近までのヤマハ車(スクーター)はフレ番打刻してある場所がほぼ統一されてます。
詳しく申しますとステップボードの上、インナーレッグ(ていう部品名称なんだけど伝わるかな汗)のところに
10cmほどのめくら蓋↓(これいうたらあかん単語やろうか汗汗)があり、それを外すとフレ番が見えます。
年代や車体によって若干変化はあるのですがフレ番打つ場所ってメーカーごとに大体決まっていると言うか
癖があったりします。
ヤマハは上に書いたようにインナーレッグについてる蓋の下でしょ。ホンダとスズキはステップの下を
覗き込んだあたりに通ってるフレーム上に打刻してあったりメットインを開けたところだったりってのが多い。
だが、スクーターの先祖と言うてもいいパッツー。多分そんなルールが出来上がる前の製品です。
さあフレ番どこだ!
書類が一切無いので見つけないと廃車出来ないんです^^;
打刻が無いってことは絶対にないですからありそうな所を探索します。
パッツーのインナーレッグにはめくら蓋がないのでここではなさそう。
でも一応外してみる。
…うーん打刻見当たらない(。。;
シートの下か?鍵で開けないと見えないところにあるっていうのはホンダやスズキのセオリーなんですけど
まあ、古いからわかんないよね。一応シートの下見てみよう。
あっ。
そうだこのパッツー鍵が無いんだた/(^o^)\にゃー
シートロック開けますか。
年代物で作りが比較的単純な為店長でもピッキングができそうとのことですし。
確かに、私が見ても単純な作りとわかる。ワイヤーが、がっつり見えとる。
私でもニッパー一つありゃ開けれちゃうんですがwwwwww
(壊して開けるのはプロとしてあれですからしませんが!)
店長が鍵穴と数分格闘し、壊すことなくロックが外せました^^
単純っていうても今のスクーターのメットイン機構だって鍵回してワイヤー動作させるんでまあ似たり寄ったり
なんですけどね。こんな丸出しってところがアレですよねw
までも40年は前に作られた車両ですから。仕方ない仕方ない(^o^)
さてシートロックが外れたのでシートを開けフレ番探索再開。
…うわ。
ないぃぃぃぃ/(^o^)\ギャー
時間かけてロック解除した意義よゴゴゴゴ
仕方ないので引き続き、あてもなくフレ番探すことに。
店長と二人、這いつくばって腹下覗いたりシートの裏見たり、怪しいけど汚れててよくわからない所を
ウエスで拭きもって探索。
しかし見つからないorz
うぇぇぇ。
ここで原点回帰してみる。
はじめに開けたインナーレッグのあたりに。
スクーターでなくオートバイの打刻セオリーであるフレームの首根っこ(ステアリングの下あたり)を
見てなかった。
なので見てみると…
あったーーーーーーー\(^o^)/Yes!!
(ほとんど写ってないけど写真ピンクの矢印のところあたりに打刻がある)
これでやっと廃車ができますよ…ウフフフ♪
しかしフレ番探すだけでこんなに時間かかるとはなあ…興味深いけど…やれやれであります^^;