今日は朝から不動車の引取予定があり、お客様宅にいざ軽トラで向かいました。
そしてお客様宅で状態確認のため始動確認したら…エンジンかかってもた…/(^o^)\
不動になった原因をはっきりさせるために色々話を聞いたところ、どうやら数日動かさなかったことで
フュエルタンクとキャブをつないでいるホースやキャブの中のガソリンが揮発および移動して空にちかい状態に
なっていた為一時的にガス欠のような状態になってしまっていたようです。
点検がてら店長がキックをしまくった→ガソリンがホースに流れ込む→ガソリン供給されエンジンかかった
こんなところだと思います。
こういうときはこちらで修理的なことは何もしていないのでお代を頂くわけにもいかず…つまり手ぶらで
帰ってくることに(。。;
お客様からしたら本当に動かないって思ってらしたんでしょう、いたずらにご依頼されたのではなく、
本当に困って連絡頂いたとわかっています。なので仕方ない。
しかし便利な世の中になった昨今、オートバイも家電製品のように常にゴキゲンで動いてくれて当たり前、
動かないと故障っていうふうに二元論で考えられてしまう傾向がこういう事態を招くのかなあ。
一昔前はバイクどころか車だって動かなかったらオーナーさんがボンネット開けてオイルだ冷却水だを
チェックしたり微調整して様子見るとかいうのは普通に行われていたり、所有者さんご自身が今よりもう少し
機械に明るかったと思うのです。
だからエンジンかからないイコール故障!ショップに連絡!ではなく、ちょっとしたことで一時的にかかりにくい
前提でオーナーさん自身でなんかしら点検したり対処したりってしていたと思うんですが。
昔のこと云うてもどうしようもないし、壊れてないのに連絡するなー!ってことを言いたいんでもないんですが
つまりあれだ、便利さの弊害がこういう事態を招くのかなあって、なんとなく感じてねぇ^^;
さて、引取修理は空振りに終わったので引き続きセローのごしごし作業してきます…(´・ω・`)ノ