キャブについては部品取り寄せ&色々調査中の為。
フォークだったらシールとオイルを打ち換えたらOKだしね~…ってわけにもいかないんだろうな。
車両購入してすぐのオイル漏れらしいので。現状販売ならともかくそうでもなさそうな話だし。
まあ分解してみたら何がどうなってるか分かることです!
てことでフォークを分解。
そしてフォーク内に入っているオイルを抜き取る。
鮮やかな色。ってことは入れ替えてそんなに動かしてないってことですね。
ある程度使われたフォークは中で少しずつスラッジ(金属粉)が発生するのでねずみ色になってることが
多いです。そしてどぶみたいな変なにおいがします^^;このオイルはどちらもないので。
やっぱり納車前にオーバーホールされて、でもどこかに問題があって漏れ出したんだろうなあ。
インナーチューブの傷や腐食によってオイルシールやダストシールを損傷…ってのがよくあるパターンですが。
原因を探るべくインナーチューブを観察。
よく見たら表面に小さく点々っとしたものが見えるんですが、これゴミじゃなくて全部錆が発生した跡です。
あまり目立たないので大したことなさそうに見えるんですが、目立たないのは恐らく前回オーバーホールの
前に研磨したからだと思います。
しかしどうやら研磨が足りなかったようで点々とついた痕の部分を軽く爪でなでるとひっかかりを感じます。
ひっかかりを感じる→シールへの攻撃性がある てこと、つまり研磨不足ですね。
どこまで改善できるか不安ですが、ここをちゃんと処理しないとまた漏れる。
なのでさらに分解しインナーだけの状態にして…ひたすら磨くこれしかないw
ということでインナー単体の状態にして、サンドペーパーの2000番(めっちゃ目の細かい番手)で全体を
優しく磨く・磨く・磨く…。
目が細かいペーパーはちょっと使うとすぐ目が潰れちゃう。でもこれ以上荒いのを使うとフォークのメッキ層を
痛めるので優しく根気よくやりつづけるしかない。
気づけば一時間近く磨いてました(・∀・)アハハ
ペーパーでの研磨が終わった後はメタルコンパウンドでポリッシュ。
これも根気よく優しくじっくりと。
とかなりの時間をかけた結果爪のひっかかりがなくなりました\(^o^)/やたー
あとはいつも通り組付けてできあがりーーー☆
作業完了後私も触らせてもらったけど、摺動部のざらつきは全くなくなっていたのでこれで大丈夫と思います^^
いつものオーバーホール作業の倍は時間かかったけど、これで再発しないならよいとしましょう!
てことでフォークインナー修正&オーバーホール完了しましたー♪
店長きっと明日は腕筋肉痛だね(・∀・)あはは