POWER STATION STAFFのつれづれ日記

2006年2月にOPENした高槻市別所交差点にあるオートバイショップの修理レポ・日常あれこれ・看板猫のことなど他愛もない話。

バリウス入庫!

 数か月前に当店でクラッチ修理のご依頼で修理したバリウスがまたやってきました。

 クラッチを直した際すでにキャブの調子が良くなさそうだったんです。
 しかしその時クラッチのオーダーしか頂いていなかったのとオーナー様が恐らく20代前半?と若い方だったためキャブまでは予算的に厳しかったのでしょうね。その際キャブの調子も良くないと説明はしてお返ししました。

 キャブはあからさま片肺でがぼがぼ言うてて…一度開けてきちんと直さないと改善しないであろう感じ。

 その後…クラッチを修理して暫くたった頃オーナー様が再来店され、キャブを直すのはどれくらいかかりますか?と問い合わせくださいました。
 そこでキャブのインナーパーツを替える前提でざあっと部品価格と工賃を計算してお伝えしましたら、やはり片手は超える高額修理。
 クラッチですでにお金をかけてしまったところだし厳しいですよね…結局お値段だけ聞いて帰られました。

 それから数か月経ちました。
 
 もう修理しないかなーと見積明細を未実施ファイルに整理。
 そして見積もりをしたことも忘れかけてた頃に、直したいので見て欲しい!と再び来てくださいました。
 話を聞くとこの数か月修理代をバイトして貯めていたとのこと!突然のエエ話…


 泣かす気か! と思いました私ゃw


 私(は若い頃…いや今もか、バカなので)だったら
 修理代告げられる→えー高いなんでそんな高いんそんなお金なーい(まけてくんないかなorどうにか安くならんか)…
こんな感じのこと思っていた(・∀・)
 特に10~20代の頃は通ってたバイク屋に向かって 高ーい! を平気で言うてたような気がする。
 いや、言った。確実に(恥)

 なのに彼は金額聞いてその金額自力でこさえてからまたやってくるとか素晴らしすぎる!
 若い頃の自分に彼の素晴らしい姿を見せて説きたい(TT)
 (でも20代前後は私本当にバカだったから理解できないなきっと)

 ちなみに彼の愛車であり今回修理依頼頂いたバリウスはやんちゃないじり方した車両だったので初見で不安を感じたのは否めません。
 でも若くても第一印象がやんちゃっぽくても実際はちゃんと道理が分ってて、まじめな方だった。
 若い方々のことをゆとり世代だ悟り世代だって表現したりしますがひとくくりで人を判断しないようにしないとだなあと反省しました。

 ちなみに私は世に言うロスジェネ世代ですがひとくくりにしても全く問題のないロスジェネっ子です。
 まあこのあたりはどうでもいいですね、はいすみません。


 前振り長くなりましたがさあ、バリウスのキャブを開けましょう!
 彼が頑張って貯金してくれた努力に見合う結果をばちーっと出してやるぜえええ☆

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 ちくわがぐぐっと前に出てアレしてますが直すのは店長ね(・∀・)アハ
 ちくわは新たな預かり車両が来たら上のように身体検査をするんですよねえwお前、どこの誰やワレー的なアレでしょうか…(笑)

 さてバリウスのキャブですが。
 インナーパーツをいくつか換えないといけないんだろうけど、まずは現状を把握するため一度キャブを開けて分解洗浄しようかと思います。

 そしてセッティングをきっちりノーマルに合わせてから組みなおしたらどんな感じかご機嫌を伺おうかと思いましてね^^

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 ちなみにこの作業↓店長外でやっています。

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 今日も外は寒いのにwちくわの前でにおいのきついガソリンあれこれしたらかわいそうだからかな…。

 ちくわたん愛ぱない(笑)

 先日オーナー様に伝えたキャブ修理代はあっちもこっちもダメ前提で計算してます。
 もしダメな部分が想定より少なかったら見積もりより安く仕上げられるのですが。
 しかしせっかく開けて換えないといけない部分を換えず後でまた不具合…てなると結果余分にお金かかってしまうのでこのあたりきちんと見極めて適正な修理ができたらと思います。