昨日エンジンのかかりが悪いというＪＯＧの修理が完了したのですぐにオーナー様に連絡し、今日取りに来て下さることになりました。
ガスケット以外にもウォーターラインの部品を数点交換しつつエンジン分解清掃したのでそこそこいいお値段の修理になってしまいましたが、中古車に買い替えることを思ったら安いっていうくらいに収まったので良かった。
そうだ、お返しする前にもう一度始動確認しておくか～と朝イチにエンジンをかけてみました。
昨日も確認して試乗もしたんですけどね、エンジン開けてるし念には念を。
そうしたらですね…昨日は普通にかかったのに、かかりが悪いという、ね…。
あああああ出来上がったってお客様に連絡しちゃったんですが／(^o^)＼
しかしついさっき判明した所だし。どうするか。
電話してゴメンナサイもうちょっとかかります、と伝えるか？とも思ったのですが一度来ていただいて交換した部品を見て頂きつつしかし症状がまた出たことを伝えたほうがいいのでは、ということであえてご来店を待ちました。
程なくしてお客様が引き取りにお越しくださいました。
なのでまずはせっかく来ていただいたのにお返しができなくなったということとお詫びし、交換部品のうち原因が一番わかりやすいガスケットを見て頂きつつ再発してしまったので再び検査が必要と伝えました。
現状についての説明ともう少し時間がかかるという事はお客様もご納得下さいました。
ただ問題は…今このＪＯＧに何が起きているかそしてこの先どうするか、です…。
気がかりなのは今回修理するかなり前時点で冷却水が燃焼室に漏れていたようで、冷却水のタンクがほぼ空になっていたこと。
冷却水不足でどれくらい走ってしまったのか不明ですが、冬とはいえ水冷エンジンは冷却しつつ運行が定石。こと今年は暖冬ですので冷却ができなかったことでどんな影響があるか…。
最悪のパターンは燃焼室に熱がこもり過ぎたことでシリンダーやピストンが歪んでしまった なんて事…そうしたら修理費用は今の倍以上かかってしまうかもしれません。
エンジンの中にはこんなに部品があります、熱の影響で歪みがあったとして一体どこまで換えないといけないか？考えると恐ろしい。
まあ実際は肝であるシリンダーピストンがあれこれってところで修理止めましょうか…ってなっちゃうますよね＞＜
目視ではそんな大きな問題はみられないような感じだったんですが。
まだ検査始めてないので何とも～ですが万が一上のような最悪パターンで修理ＳＴＯＰってなった場合、先に修理した費用はお客様に請求できないわぁぁぁ…ぁぁ…ぁ…orz
まあでもこちらもバイクでご飯食べさせてもらってるとは言え、神様ではなく人間です、こういうこともあるだろう。仕方ない！
とりあえず最善を尽くすべく再度分解して何が起こってるか究明していこうと思います～汗汗汗
