先日旅先から、二速で減速したときに異音が出ると電話を頂き急遽入庫したNさんのGSX1100S。
先月オイル交換に来て下さったんですけど、その時はそんな話一切出ていなかったんだけど…。
いつも異音があるわけではなく二速で減速という条件がある為エンジンがどうこうではなく、走行中にクラッチに異常が発生したのではというのは店長の推測。
というわけでクラッチカバーをオープン!
中の具(クラッチの部品あれこれ)抜いた後の姿ですが、この車両やっぱでかい、色々。
クラッチ抜いた後が広くて深い。
容積どれくらいだろ、オイルめっちゃ入りそうなんですがw
ちなみにこのカタナのオーナーNさんもめっちゃ背大きい(・∀・)
それはさておき出てきた具ですが…
ハウジングの段付きやばいw
と思ったら、ボスの方はもっとやばかった。
段付きがもうちょっと浅けりゃ当たり面を研磨修正するんですが、ここまでえぐれてたらもう交換しないとダメそうです。
ちなみにこのGSX1100Sは当店のPCに残している記録では約6年前にもクラッチを開けていて、その時クラッチ板の交換と共にハウジングやボスの内壁、クラッチ板が当たる面の段付きを綺麗に均しています。
今回の段付きがひどいだけでなく一度研磨作業をしてしまっていることからやはりハウジング・ボスは交換必須でしょうか…。
さて。ここで問題です。
カタナ1100の部品が、まだメーカーにあるでしょうか。
パワステを始めた14年前はちっとも気にしなかったことなんですが、年々頭を悩ませること。
80年代バイクの経年劣化&部品絶版問題!
こういう固有かつ社外品がないような部品は特にパーツリストをチェックする時肝が冷えるわ…(^o^)ヒョォォォォ
冷えててもしょうがないから、部品在庫チェックしてきます。。
続く。