ココ数日いい天気。それに日なたにいると汗ばんでしまうくらいの気温。
いまだ世間は自粛真っ只中ですが、季節はどんどん夏へ移ろっていますね!
気温上昇と共にウイルスもいなくなっちゃえばいいのに~~。
コロナ禍によってたった数か月でそれまで生活してた普通ってどんなだったっけ?ってくらいスタンダードが変わってしまった気がしますが、変わらないものもあります。
それは、春~夏にかけてよくみられるヤマハ車(50㏄4スト)のフューエルポンプ不良。
先日電話問い合わせ頂いた修理相談のJOGも車体を点検したらポンプの不良でした。
件の修理相談があったJOGについてなんのこっちゃなひとは数日前の日記を読み返してください。
さて、今日も一台ポンプ不良によってエンジンがかからないというヤマハ車が入庫。
今日はJOGじゃなくてVino。
見た目は全然違いますがVinoとJOGは同系エンジン、つまり外装ひん剥いたら大体の造りは一緒です。
つまり同じポンプ不具合が起きます。
この不具合は気温や太陽光などでガソリンが温まることで誘発されるようで、寒い時期は何にもなかったのに暖かくなると発生率がぐんと上がります。
これに関してはリコールがかかっているんでヤマハに申請をすると無料で対策フューエルポンプがもらえます。
対策ポンプに交換したら症状はすっきり直る…はずなのですが、実は数年前に対策ポンプとして出荷されたそのものに不良が混ざっていたらしいのです。
なので過去にポンプのリコール通知を貰い対策品に交換したことがあるという車両でも再度ポンプを交換しないといけない場合があります。
今まで問題なく使えてたのに温かくなったら突然エンジンがかからなくなったというヤマハの原付はポンプのリコールが疑わしいのでご自身であれこれ対策を講じられるまえに一度ご相談くださいね。
ただし、同じエンジンかからない症状でもバッテリー上がってるというのは、電力不足でフューエルポンプが動作しないことに起因しています。
この場合はバッテリーを実費で換えて頂かないとですのでご注意を~(^-^;