あるお客様のスクーターが調子悪いと入庫。
ついこないだ白いVino直したとこやん…と思ったら別の車両でしたw
Vinoの白は人気あるってことか~。
さておきどう調子が悪いのかと聞くとたまにエンジンのかかりが悪くなるということ。
4st原付によくあるカーボン噛みなのかな?と思ったのですがこのJOG・Vino系でカーボン噛みを起こす主犯であるフューエルポンプはリコールが出ていて、この車体リコール対策済のものに部品交換が済んでいました。
では原因は別にあるのか?と各所調べたところプラグキャップに異常がみられることが分かりました。
写真にうまく映ってないんですけど、矢印部分にスパークプラグに電気を流す端子があるんですが、腐食してか劣化し変形していました。
その為いつも何とかスパークプラグに火が飛んでるんだけど失火することもあり…と不安定な状態だったためたまにかかりが悪くなるもよう。
これがまたうっすら接触はできているため、ぐすぐすしながらもなんとかエンジンかかってしまう。
そしてエンジンかかってしまうとその後は何となく普通に動いてしまう状態という…分かりにくいし、微妙!w
だからといってこのまま何もしなけりゃ段々状態は悪化していきますし、そうするといよいよエンジンがかからなくなるでしょう。
今すでに普通に動いていると見せかけて走行中も失火をし不完全燃焼が起きていたようで、燃焼室内にカーボン汚れがかなり堆積していました。
そんなに高額な部品ではないのでここはさくっとプラグキャップを新品に交換します。
するとすっきりエンジンかかるようになりましたよ~\(^o^)/
こんな部分も劣化するんだなー。
そしてエンジンかからないっていうても原因は色々あるものですねと改めて思いました!
おしまい。