このあいだの週末、CBだけでなくGPZ900Rも修理でお預かりしています。
ご依頼内容はキャブレターの調整。どうやら片肺になるらしくて。
わーい!4連キャブのオーバーホールだぁっ♪
わきわきしますね~ワキლ(╹◡╹ლ)ワキ
最近キャブオーバーホールのお仕事も減ってきましたよ~。
まあ、時代はインジェクションだから、仕方ないのかもですが。
今のインジェクションは滑らかな動作だし何より始動性がめちゃくちゃイイ。
去年からメインで使っているVTR250もFIですが、レス遅れや息つきもなく、何ら不具合感じないもの。
燃費だっていいしね。よぉできてると思います。
だけどキャブってロマンがあるじゃないですか。調整の幅広さが無限の可能性秘めてるっていうの~?(>∀<)
昨今キャブを調整できるバイクショップも減ってきているという噂を聞きますが、パワステはキャブをいじり続けますよ!
店長は以前から、俺はこのままひつこくキャブいじり続けてジジイになってもいじって専売特許状態になってやる~ なんて与太話してた為常連さんにこんな寄せ書きの色紙↓貰ったくらいですwww
キャブ爺。いい言葉だ。ルン♪
当店はぱっと見原付屋さん( 笑)ですが、実はケイヒンやミクニのノーマルキャブからCR、FCRキャブまで調整承っております。
特にFCRに関しては燃費を犠牲にしないセッティングなぁんてのもできちゃったりする…企業秘密なので詳細はヒミツですが!
キャブでお困りの方、どうぞご相談下さいね~♪ワキლ(╹◡╹ლ)ワキ
さて微妙に話逸れましたね、GPZキャブの話に戻します。
片肺になる=キャブ四つのうち一つもしくは二つに詰まりやセッティングのずれが発生して失火してると思われます。
てことでキャブ分解。
分解しててわかったことは、4つのキャブのパイロットスクリュー開度がまずバラバラだったということ。
そしてスロージェットに半腐れのガソリン(ジェル状の汚れ)が絡まっていました。アイドリング時の滑らかな燃焼を阻害していたのはこいつでしょう。
それだけでなく以前車検でこの車体をお預かりした時も気になってた件、排気の臭いが濃すぎる(ガス臭い)感。これも開けて原因が判明。
メインジェットがあえて大きめの番手に変えてあるものの、大きすぎて若干カブってたっぽい。さらに油面もバラバラでした。
まあしかしキャブに致命的な問題があるわけではなさそう。
メインジェットは適正な番手に換えないとですがあとはリセッティングしていく過程できちんと調整すればOK、とのことです。
ということで必要なインナーパーツをオーダー。
数日内に届くかと思いますので到着したら組んで、ばちぃぃっとセッティング出すぞ~っ(・∀・)b
て、やるのは店長だけども!!
さあ私は事務仕事をしてきますよ、フォッフオ…。
おしまい。